短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

安富冠句会 平成22年2月紫水杯(多選之部)

紫水杯 多選之部

紫水杯  四選  
    
      みな優し園児が作る鬼の面  (純一)<読み込み 鬼>

四選   細くとも天命という命燃ゆ  (純一)<折り句 ホテイ>

      たばこ税 意思の弱さに追い打ちか  (哲男)

      たばこ税 煙に縋る国予算  (公三)
      
      今日もリハビリ馴染みの顔と 老いの日課は医者通い  (春風)<送り句>
      凛として 春待つ木立雪化粧  (公三)

三選   たばこ税 値上げの毒をまだ吸うか (政信)
      恵方巻美女が太巻き寿司かぶる  (土筆)<折り句 エビス>
      家守る鬼門清めて無事の日々 (孝代)
      以ての外 知らぬ存ぜぬ億の金  (春風)
      豆剣士心を鬼に鍛え抜く  (芳英)
      本日で停年迎え祝い酒  (芳英)
      以ての外 罪なき人の懲役刑  (新一)
      竜馬伝 世界見ていた下級武士  (政信)
      多年草 春に顔出す土筆の子  (直樹)
      常習犯 裏口くぐる午前様  (千翔)
      星の数 意中の人は君ひとり  (直樹)
      以ての外 産地偽装で丸儲け  (政信)
      白内障 老いの階段又一歩  (公三)
      以ての外 税くう虫が威張ってる  (哲男)
      多年草 子へのバトンで冬を越し  (恒男)
      星の数 白黒つけて去る土俵  (泉水)
    
      以上 三選16章

多選 22章でした。今回は多選が多く、選が少し、集中した様です。
勿論素敵な句が多選されました。
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by kanku_yasutomi | 2010-02-25 08:00 |  安冨冠句会例会