短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

安富冠句会 平成21年4月上座抄(安原純一 雅伯選)

安原純一 雅伯選

天    春の海波は煩悩みな浄化  (篤子)<折り句 ハナミ>
(標目  宮城道雄の調べが浮かぶ)
 追吟  みな浄化行きつく処真善美

地    花に酔う 一句詠みたい回り道  (千翔)
(標目  花に洗脳歩足も軽し)

人    愛妻家 花一輪が物語る  (公三)
(標目  百万本のバラより値打ち)

二    花言葉 文字に心を添えて咲く  (直樹)
三    入社式 旅立ちの靴軽やかに  (和憲)
四    袴はき並ぶ土筆へ南風  (泉水)<折り句 ハナミ>
五    色仕掛け だまされたふり上に上  (謙一郎)
六    夢語る 二人三脚第一歩  (泉水)
七    四月馬鹿 そこに喜劇の味がある  (千翔)
八    ストライキ 即答避ける下心  (千翔)
九    大声で叫んで見たい今朝の春  (篤子)<折り句 オサケ>
十    意地を張る まだ血は温し老いの坂  (公三)
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by kanku_yasutomi | 2009-04-30 05:00 |  安冨冠句会例会