安富冠句会 平成19年5月上座抄(安原純一 雅伯選)
2007年 05月 31日
安原純一 雅伯選
天 木の実和え 箸の文化がつまむ春 (政信)
(標目 舌先三寸天下大平)
追吟 つまむ春花束となる草の花
地 麗らかに 花鳥風月山笑う (新一)
(標目 花も笑いし鳥も唄いて)
人 伝わりし句座を彩る四季こよみ (佳月)<折り句 ツクシ>
(標目 春夏秋冬それぞれ多彩)
二 縁という神の手配の中で生き (善三郎)<詠み込み 縁>
三 気は若い 青春切符切る冠句 (和憲)
四 古狸 頼りにされる生き字引 (春風)
五 手を抜いて 後悔という世の教え (耕作)
六 麗らかに 天下の夜明け花と鳥 (治子)
七 初燕 国籍のない馴染み客 (佳月)
八 渦を巻き 煩悩はまだ衰えず (佳月)
九 山を越すようやく笑顔医の技術 (泉水)<折り句 ヤヨイ>
十 追憶の句集で偲ぶ紫水の忌 (和憲)<折り句 ツクシ>
天 木の実和え 箸の文化がつまむ春 (政信)
(標目 舌先三寸天下大平)
追吟 つまむ春花束となる草の花
地 麗らかに 花鳥風月山笑う (新一)
(標目 花も笑いし鳥も唄いて)
人 伝わりし句座を彩る四季こよみ (佳月)<折り句 ツクシ>
(標目 春夏秋冬それぞれ多彩)
二 縁という神の手配の中で生き (善三郎)<詠み込み 縁>
三 気は若い 青春切符切る冠句 (和憲)
四 古狸 頼りにされる生き字引 (春風)
五 手を抜いて 後悔という世の教え (耕作)
六 麗らかに 天下の夜明け花と鳥 (治子)
七 初燕 国籍のない馴染み客 (佳月)
八 渦を巻き 煩悩はまだ衰えず (佳月)
九 山を越すようやく笑顔医の技術 (泉水)<折り句 ヤヨイ>
十 追憶の句集で偲ぶ紫水の忌 (和憲)<折り句 ツクシ>
by kanku_yasutomi
| 2007-05-31 05:00
| 安冨冠句会例会