短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

安富冠句会 平成20年6月上座抄(山口泉水 宗匠選)

山口泉水 宗匠選

天    泣くものか 苦難の道も男なら  (祥雲)
  (標目 握り拳に男の意地が)
 追吟  男なら歯をくいしばり強く生き

地    恋いかしら 言わず語らず目が動く  (善三郎)
  (標目 黙っていても以心伝心)

人    支え合い連れ添い老いて喜寿迎う   (耕作)<折り句 サツキ>
  (標目 米寿白寿と笑顔で余生)

二    もう一歩 やれば出来ると踊らされ  (孝代)
三    恋いかしら 想いを込めた眼に出逢う  (千翔)
四    もう一歩 涙を呑んだ金メダル   (哲男)
五    予想外 それが醍醐味スポーツは (謙一郎)
六    予想外 仏になった落ちこぼれ   (美好)
七    どの芽にも遺伝子宿るその不思議  (善三郎)<読み込み 芽>
八    待望の産声聞いて笑顔出る  (芳英)<折り句 タウエ>
九    札束を積んで談合今日も又   (和憲)<折り句 サツキ>
十    さりげなくつき合い別れ君恋し (美好)<折り句 サツキ>
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by kanku_yasutomi | 2008-06-26 01:00 |  安冨冠句会例会