安富冠句会 平成19年8月上座抄(小林善三郎 雅伯選)
2007年 08月 30日
小林善三郎 雅伯選
天 仲が良い 在りし日偲ぶ花手桶 (佳月)
(標目 逝きて幾年妻に手向ける)
追吟 花手桶墓前ぬかずく盂蘭盆会
地 団塊と呼ばれて次の汗さがす (佳月)<詠み込み 汗>
(標目 再度就職次の職場へ)
人 とびこえて 心の友に垣根なし (佳月)
(標目 心開けば垣はなくなる)
二 気がついて それは私のことでした (戸楓)
三 明日がある 信じて歩くそれが夢 (直樹)
四 小気味よく 厨に刻む母の曲 (佳月)
五 なよなよと なびく柳が身を護る (佳月)
六 酢の料理一品増やし夏期の膳 (泉水)<折り句 スイカ>
七 とびこえて 距離を埋めたい胸の内 (太)
八 雲の峯 二度ときのこになるなかれ (佳月)
九 自分好みと他人とは違う ガックリさせた自信作 (豪人)<送り句>
十 気がついて 後のまつりは人の常 (政信)
天 仲が良い 在りし日偲ぶ花手桶 (佳月)
(標目 逝きて幾年妻に手向ける)
追吟 花手桶墓前ぬかずく盂蘭盆会
地 団塊と呼ばれて次の汗さがす (佳月)<詠み込み 汗>
(標目 再度就職次の職場へ)
人 とびこえて 心の友に垣根なし (佳月)
(標目 心開けば垣はなくなる)
二 気がついて それは私のことでした (戸楓)
三 明日がある 信じて歩くそれが夢 (直樹)
四 小気味よく 厨に刻む母の曲 (佳月)
五 なよなよと なびく柳が身を護る (佳月)
六 酢の料理一品増やし夏期の膳 (泉水)<折り句 スイカ>
七 とびこえて 距離を埋めたい胸の内 (太)
八 雲の峯 二度ときのこになるなかれ (佳月)
九 自分好みと他人とは違う ガックリさせた自信作 (豪人)<送り句>
十 気がついて 後のまつりは人の常 (政信)
by kanku_yasutomi
| 2007-08-30 03:00
| 安冨冠句会例会