短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

安富冠句会 平成20年11月上座抄(山口泉水 宗匠選)

山口泉水 宗匠選

天    妻と行くいばらの道も半世紀  (新一)
  (標目 互いに杖と仲睦じく)

 追吟  半世紀戦後生き抜き共白髪

地    美しい 冠雪富士はすそのまで  (豪人)
  (標目 旅の思い出カメラに収め)

人    美しい 枯れ木に趣味の花が咲く   (耕作)
  (標目 老いの楽しみ短冊の花)

二    千の風 花の香りにさそわれて  (千賀子)
三    同窓会 尽きぬ話で夜が白む
四    同窓会 揃う顔ぶれ減るばかり   (哲男)
五    玉手箱 中身は開ける人次第  (雅城)
六    二日酔い 後悔するなら止めなはれ   (土筆)
七    二日酔い 上司の誘いことわれず  (春風)
八    世は情け 渡る世間に鬼はなく   (奎夫)
九    世は情け 捨てる神あり拾う神   (哲男)
十    世は情け 心の橋に虹が出る (和憲)
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by kanku_yasutomi | 2008-11-27 01:00 |  安冨冠句会例会