短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

安富冠句会 平成21年11月上座抄(村上千翔 雅伯選)

村上千翔 雅伯選

天    好々爺 円き人生花日和  (直樹)
(標目  やさしく老いて人に好かれて)
 追吟  花日和心癒して手にふれて

地    そのお知恵少し拝借文殊様  (和憲)<読み込み 文>
(標目  絵馬におみくじ音沙汰なしで)

人    技競う達筆並ぶ書道展  (純一)<折り句 ワタシ>
(標目  見て素晴らしく書くは難関)

二    余生の灯 自我を捨てさり世に合わす  (良春)
三    犬と猿とは桃太の家来 不思議と馬が合った仲  (豪人)<送り句>
四    秋本番西も東も文化祭  (公三)<読み込み 文>
五    浪花節 喉に合せたバチ騒ぎ捌き (泉水)
六    披露宴 ほろり涙の子の船出  (直樹)
七    余生の灯 諸手で囲う夢ひとつ  (和憲)
八    夢遥か 描くばかりで実もならず  (千賀子)
九    旅の宿 湯の香ほのかに心癒え  (春風)
十    長い夜 一人となりて身に染みる  (孝代)
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by kanku_yasutomi | 2009-11-26 03:00 |  安冨冠句会例会