短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

カテゴリ: 安冨冠句会例会( 307 )

広岡和憲 雅伯選

天    知らぬふり人はそれほど馬鹿でなし  (謙一郎)<読み込み 馬>
(標目  理性知性が程好く調和)
 追吟  知らぬふり知者は不言の道を選る

地    先ずは新米仏に供え 美味しい秋に舌鼓  (公三)<送り句>
(標目  御蔭様です感謝の暮らし)

人    喜寿米寿 我が残照に鞭を打ち  (新一)
(標目  白寿天寿の白い道程)

二    喜寿米寿 天与の果報唯感謝  (千翔)
三    赤い薔薇 民主の胸に乱れ咲く  (泉水)
四    バトンタッチ 出来る嫁があればこそ  (土筆)
五    御洒落して 浄土へ行く日も紅を差す  (豪人)
六    姫路城 歴史織り成す色直し  (直樹)
七    なに願う神も辞書引く英語絵馬  (純一)<読み込み 馬>
八    夜のしじまを我が世とばかり 虫の音聞いて仕舞風呂  (新一)<送り句>
九    秋桜 なぜかあなたが気になりて  (雄飛)
十    挫けない望みを賭ける灯の明かり  (新一)<折り句 クノヒ>
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by kanku_yasutomi | 2009-10-29 07:00 |  安冨冠句会例会
有本新一 雅伯選

天    喜寿米寿 天与の果報唯感謝  (千翔)
(標目  白寿目指して健康管理)
 追吟  唯感謝余生の灯火趣味に生く

地    苦を越えて農に汗かく日々が幸  (耕作)<折り句 クノヒ>
(標目  精進の頭に朝日が昇る)

人    姫路城 威風堂々媚はせず  (雄飛)
(標目  雄姿を誇り悠然と)

二    紫水杯 わが人生に灯を点す  (耕作)
三    なに願う神も辞書引く英語絵馬  (純一)<読み込み 馬>
四    句を愛し残る余生に灯を点す  (耕作)<折り句 クノヒ>
五    ひと工夫馬鹿と鋏が役に立つ  (和憲)<読み込み 馬>
六    苦を重ね伸びた社運は低い腰  (泉水)<折り句 クノヒ>
七    雲染めてのどかに秋の陽が沈む  (良春)<折り句 クノヒ>
八    今宵仲秋名月見とれ 虫の音聞いて仕舞風呂  (良春)<送り句>
九    秋刀魚マツタケ松葉の蟹も 美味しい秋に舌鼓  (雅城)<送り句>
十    馬が合うお金で買えぬ宝物  (耕作)<読み込み 馬>
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by kanku_yasutomi | 2009-10-29 06:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    大病の命救った医師の腕  (芳英)<折り句 タイイ>
(標目  神の技持つ骨接ぎ大工)
 追吟  医師の腕命預けて祈るのみ

地    喜寿米寿 還暦なんぞ青春さ  (雄飛)
(標目  そうだその意気生きてる限り)

人    御洒落して 誰に見せるの山紅葉 (和憲)
(標目  宴なくともひそかに燃ゆる)

二    秋桜 涼しく揺れて深む秋  (泉水)
三    野菜果物新米空気 美味しい秋に舌鼓  (千翔)<送り句>
四    喜寿米寿 わが残照に鞭を打ち  (新一)
五    万歩計 笑顔でかわす遠会釈  (直樹)
六    無農薬 口に安心自画自賛  (孝代)
七    姫路城 威風堂々媚はせず  (雄飛)
八    バトンタッチ 繋ぐリレーが生む絆  (耕作)
九    紫水杯 冠句仲間の金メダル  (新一)
十    楽しさは今を元気に生きること  (雅城)
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by kanku_yasutomi | 2009-10-29 05:00 |  安冨冠句会例会
松井土筆 雅伯選

天    姫路城 歴史織り成す色直し  (直樹)
(標目  築城四百平成修理)
 追吟  色直し世界宝物後世へ

地    喜寿米寿 天与の果報唯感謝  (千翔)
(標目  花鳥風月愛でる幸せ)

人    万歩計 動けることの汗嬉し  (孝代)
(標目  遠き夢より今日の喜び)

二    姫路城 世界に誇る白亜の美  (直樹)
三    栗ははじけ野山に秋が日毎こく  (良春)<折り句 クノヒ>
四    但馬沖漁火ゆれていかを釣る  (良春)<折り句 タイイ>
五    紫水杯 師の足跡を踏みしめて  (耕作)
六    バトンタッチ 新総裁に期待濃し  (篤子)
七    姫路城 田園アート書写の里  (豪人)
八    赤い薔薇 散らすな民主民の声  (千翔)
九    秋桜 寄り添いながら自己主張  (恒男)
十    無農薬 言うは安いが苦労あり  (良春)
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by kanku_yasutomi | 2009-10-29 04:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    喜寿米寿 連れ合いあれば尚嬉し  (孝代)
(標目  天寿誰しも判らぬままに)
 追吟  尚嬉し白寿を目指す夫婦舟

地    無農薬 田に甦るコウノトリ  (直樹)
(標目  今日か明日かと雛の巣立ちを)

人    栗ははじけ野山に秋が日毎こく  (良春)<折り句 クノヒ>
(標目  夕日に映えて尚美しく) 

二    秋桜 揺れて客待つ休耕田  (公三)
三    母は厭わず惜しまぬ努力 虫の音聞いて仕舞風呂  (直樹)<送り句>
四    秋桜 風のタクトに揺れる恋  (和憲)
五    御洒落して 秋の野山は錦色  (公三)
六    赤い薔薇 夫婦ふたりの午後の椅子  (直樹)
七    バトンタッチ 汗が沁み入る父の椅子  (直樹)
八    万歩計 健康計るリズム感  (泉水)
九    姫路城 美と強運の歴史あり  (篤子)
十    無農薬 味覚の虫が褒めている  (和憲)
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by kanku_yasutomi | 2009-10-29 03:00 |  安冨冠句会例会
村上千翔 雅伯選

天    喜寿米寿 人生範となす笑顔  (直樹)
(標目  おだやかで尚愛を教える)
 追吟  なす笑顔美しきかな家平和

地    逞しく生きる人生意地隠す  (耕作)<折り句 タイイ>
(標目  親の愛こそ子を谷底へ)

人    苦を重ね伸びた社運は低い腰  (泉水)<折り句 クノヒ>
(標目  つらい程歯を食いしばり努力する)

二    バトンタッチ 新政権が走り出す  (純一)
三    下馬評に心の油断ひきしめる  (謙一郎)<読み込み 馬>
四    会議中 序列ゆるがす若い風  (哲夫)
五    赤い薔薇 民主に時勢大勝利 (良春)
六    姫路城 威風堂々媚はせじ  (雄飛)
七    無農薬 言うは安いが苦労あり  (良春)
八    喜寿米寿 星霜移りいつのひか  (雅城)
九    御洒落して 枯れゆく老いのみだしなみ  (孝代)
十    万歩計 まだまだ余裕遠まわり  (謙一郎)
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by kanku_yasutomi | 2009-10-29 02:00 |  安冨冠句会例会
小林善三郎 雅伯選

天    母は厭わず惜しまぬ苦労 虫の音聞いて仕舞風呂  (直樹)<送り句>
(標目  ひがな一日野良に内助に)
 追吟  仕舞風呂家族の汗に身を溶かす

地    バトンタッチ 汗が沁み入る父の椅子  (直樹)
(標目  跡目相続思い新たに)

人    喜寿米寿 天与の果報唯感謝  (千翔)
(標目  生まれ付きでか加護もあってか)

二    苦を超えて農に汗かく日々が幸  (耕作)<折り句 クノヒ>
三    紫水杯 興奮包む鶴の布  (千翔)
四    姫路城 美と強運の歴史あり (篤子)
五    下馬評に心の油断ひきしめる  (健一郎)<読み込み 馬>
六    句を愛し残る余生に灯を点す  (耕作)<折り句 クノヒ>
七    万歩計 踏み出す一歩望み賭け  (新一)
八    秋桜 乱れてもなお美しい  (耕作)
九    たわわなる稲の稔りに良い笑顔  (直樹)<折り句 クノヒ>
十    御洒落して 枯木に趣味の花が咲く  (耕作)
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by kanku_yasutomi | 2009-10-29 01:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      欲が無い 足ること知れば日々しずか  (和憲)

四選   共稼ぎ 妻の寝息にある疲れ  (純一)

      観月会 今宵は雲も遠慮がち  (泉水)

      花活ける 心にゆとり有る暮らし (芳英)

      花活ける 晴れの客待つ奥座敷  (公三)

      ぼちぼちと 君の名前が出る上座  (和憲)

三選   氏神の干支なる稲を作る幸  (政信)<読み込み 稲>
      今朝取りの色みずみずし露地野菜  (純一)<折り句 ケイロ>
      渓流に筏操る櫓の響き  (恒男)<折り句 ケイロ>
      旨い酒呑めば良薬日々楽し  (直樹)<折り句 ウノヒ>
      買う方が安いと愚痴り稲を刈る  (純一)<読み込み 稲>
      うぐいすを乗せて勝利の票集め  (孝代)
      感謝感謝で凡なる暮し 金は天下の回り物  (直樹)<送り句>
      健康に生きる努力を老後まで  (芳英)<折り句 ケイロ>
      観月会 ロマンが消える月探査  (良春)
      ぼちぼちと 苦労の汗が稔る秋  (直樹)
      天下太平 童心戻る 孫と歌った童歌  (善三郎)<送り句>
      総選挙 新しい国期待して  (孝子)
      彼岸花 咲いて知らせる墓参り  (芳英)
      他人貸しやはり気になる稲の出来  (和憲)<読み込み 稲>
      入りは遅いが出るのは速い 金は天下の回り物  (良春)<送り句>
      共稼ぎ エプロンに合う夫と成り  (和憲)
                
      以上 三選16章

多選 22章でした。久しぶりに多選の多い9月例会でした。
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 08:00 |  安冨冠句会例会
広岡和憲 雅伯選

天    音も無く 去りし日のまま文机  (直樹)
(標目  風が開いた記憶の一章)
 追吟  文机あの日の夢は今も尚

地    打たずとも軒の明珍火箸なる  (善三郎)<折り句 ウノヒ>
(標目  虫の歌声霞んでしまう)

人    花活ける 調和を刻む和の鋏  (恒男)
(標目  部屋に静寂与えてくれる)

二    農の汗光る一滴汲む稲穂  (直樹)<読み込み 稲>
三    花活ける うれしい人を待つ客間  (泉水)
四    花活ける 晴れの客待つ奥座敷  (公三)
五    渓流に筏操る櫓の響き  (恒男)<折り句 ケイロ>
六    うぐいすを乗せて勝利の票集め  (孝代)<折り句 ウノヒ>
七    音も無く ベートーベンはタクト振る  (雄飛)
八    総選挙 滾る民意に山動く  (直樹)
九    彼岸花 涼しさ連れて千の風  (哲夫)
十    音も無く 初秋の風色染めて  (土筆)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 06:00 |  安冨冠句会例会
有本新一 雅伯選

天    欲が無い 生き得るだけの水あらば  (直樹)
(標目  悟りあり心の豊かさ華を呼ぶ)
 追吟  水あらば奢ることなく共に生く

地    欲が無い 足ること知れば日々しずか  (和憲)
(標目  和の心下見て暮し悠然と)

人    稲の穂は頭垂れます実る程  (雄飛)<読み込み 稲>
(標目  人生の教え尊し人の道)

二    後ろ見ずのんびり暮し日々感謝  (篤子)<折り句 ウノヒ>
三    欲を捨てたら世間が見える 金は天下の回り物  (和憲)<送り句>
四    花活ける しばし忘我の境となる  (善三郎)
五    感謝感謝で凡なる暮し 金は天下の回り物  (直樹)<送り句>
六    受け継いで農に汗かき人づくり  (耕作)<折り句 ウノヒ>
七    今朝取りの色みずみずし露地野菜  (純一)
八    ハードルを 七転びして起き上がる  (千賀子)
九    彼岸花 くれないもゆる野の小道  (善三郎)
十    共稼ぎ 築いた城で汗を拭く  (千翔)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 05:00 |  安冨冠句会例会