短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

カテゴリ:冠句の仲間( 2 )

平松直樹 雅伯選

天    欲が無い 今を喜ぶ花日和  (和憲)
(標目  凡な暮しにある平和)
 追吟  花日和凡な幸せ感謝して

地    共稼ぎ 妻の寝息にある疲れ  (純一)
(標目  家事に仕事に厭わぬ苦労)

人    音も無く 選挙終った過疎の秋  (豪人)
(標目  ことさら静か虫の声)

二    歩幅合う 無事息災に金の婚  (雅城)
三    観月会 名句も酒が好きらしい  (和憲)
四    総選挙 新しい国期待して  (孝子)
五    氏神の干支なる稲を作る幸   (政信)<読み込み 稲>
六    おらが山里ゆっくり暮れて 孫と歌ったわらべ歌  (公三)<送り句>
七    渓流に筏操る櫓の響き  (恒男)<折り句 ケイロ>
八    ぼちぼちと 大根蒔きの草を引く  (土筆)
九    ハードルを 笑い話で語れる日  (孝代)
十    彼岸花 燃えて短い秋の暮れ  (公三)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 07:00 | 冠句の仲間
紫水杯 多選之部
紫水杯  五選  
    
      嘘ばかり おとぎ話は夢がある  (芳英)

四選   望みあり峠を越えた心電図  (佳月)<読み込み 望>
      一期一会のご縁があって 旅は道連れ世は情け  (春風)<送り句>
      嘘ばかり 舌抜く鬼の手が足りぬ  (佳月)
      意気が合う シンクロ見事水に華  (孝代)

三選   とっておき 母の形見を着ず捨てず  (純一)
      目が肥えて 女独りが花と棲む  (和憲)
      住所録 回顧にふける友の顔  (奎夫)
      目が肥えて 親の財布が見えぬ子等  (公三)
      住所録 今はまる秘となる世相  (公三)
      目が肥えて 贅沢という敵に会う  (佳月)
      嘘ばかり 白い恋人赤い餅  (豪人)

      以下(哲男)(佳月)(祥雲)(泉水)
      以上 三選11章

多選 16章でした。
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by kanku_yasutomi | 2007-12-27 08:00 | 冠句の仲間