短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

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紫水杯 多選之部
紫水杯  四選  
    
      追憶の句集で偲ぶ紫水の忌  (和憲)<折り句 ツクシ>

四選   土に生き苦労に耐えて皺深し  (耕作)<折り句 マツル>
      渦を巻き ぜんまいそっと春を告ぐ  (純一)

三選   気は若い 青春切符切る冠句  (和憲)
      古狸 頼りにされる生き字引  (春風)
      縁という神の手配の中で生き  (善三郎)<読み込み 縁>
      縁有って三三九度の賭けをする  (佳月)<読み込み 縁>
      古狸 仲をとり持つ老の知恵  (耕作)
      木の芽和え 熱燗供に今日主役  (政信)
      選挙カー 意中以外はやかましい  (豪人)
      麗らかに 天下の夜明け花と鳥  (治子)
      ルール無視 そこに事故あり凶器あり  (佳月)
      
以上多選の部 十二章でした 。
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by kanku_yasutomi | 2007-05-31 08:00 |  安冨冠句会例会
広岡佳月 宗匠選

天    追憶の句集で偲ぶ紫水の忌  (和憲)<折り句 ツクシ>
(標目  いまに称える先人の徳)
 追吟  紫水の忌故郷の句座に和が集う

地    初燕 議員宿舎を避けて飛ぶ  (和憲)
(標目  巣作り楽し素朴の里)

人    手を抜いて 楽に楽にと老いの日々  (公三)
(標目  たまに苦の種蒔くこともある)

二    木の実和え 亡母に近ずく少しだけ  (千翔)
三    金婚も越えて縁の糸褪せず  (弥生)<読み込み 縁>
四    気は若い 心に明日の夢を持ち  (耕作)
五    手を抜いて 割愛という良き言葉  (純一)
六    ルール無視 己れに返る事知らず  (守磨呂)
七    安らかな齢重ねて今生きる  (奎夫)<折り句 ヤヨイ>
八    縁という神の手配の中で生き  (善三郎)<読み込み 縁>
九    選挙カー 後は泣く人笑う人  (純一)
十    古狸 仲をとり持つ老いの知恵  (耕作)
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by kanku_yasutomi | 2007-05-31 07:00 |  安冨冠句会例会
春名豪人 雅伯選

天    追憶の句集で偲ぶ紫水の忌  (和憲)<折り句 ツクシ>
(標目  郷土の先輩見ならい学ぶ)
 追吟  紫水の忌盃取り合戦いつまでも

地    手を抜いて 一行だけで足る老い日記  (純一)
(標目  行動範囲が狭まりゆきて)

人    気は若い おしゃれは恋の芽生えかも  (泉水)
(標目  この気力をばいつも忘れず)

二    麗らかに 流れゆるやか花筏  (耕作)
三    木の芽和え 箸の文化がつまむ春  (泉水)
四    病める身に嫁の笑顔が医に勝る  (泉水)<折り句 ヤヨイ>
五    初燕 娘の里帰り見る思い  (政信)
六    古狸 頼りにされる生き字引  (春風)
七    渦を巻き ぜんまいそっと春を告ぐ  (純一)
八    病み人の甦りたる医の進歩  (純一)<折り句 ヤヨイ>
九    土に生き苦労に耐えて皺深し  (耕作)<折り句 ツクシ>
十    木の芽和え 舌も季節を思い出す  (善三郎)
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by kanku_yasutomi | 2007-05-31 06:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    木の実和え 箸の文化がつまむ春  (政信)
(標目  舌先三寸天下大平)
 追吟  つまむ春花束となる草の花

地    麗らかに 花鳥風月山笑う  (新一)
(標目  花も笑いし鳥も唄いて)

人    伝わりし句座を彩る四季こよみ  (佳月)<折り句 ツクシ>
(標目  春夏秋冬それぞれ多彩)

二    縁という神の手配の中で生き  (善三郎)<詠み込み 縁>
三    気は若い 青春切符切る冠句  (和憲)
四    古狸 頼りにされる生き字引  (春風)
五    手を抜いて 後悔という世の教え  (耕作)
六    麗らかに 天下の夜明け花と鳥  (治子)
七    初燕 国籍のない馴染み客  (佳月)
八    渦を巻き 煩悩はまだ衰えず  (佳月)
九    山を越すようやく笑顔医の技術  (泉水)<折り句 ヤヨイ>
十    追憶の句集で偲ぶ紫水の忌  (和憲)<折り句 ツクシ>
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by kanku_yasutomi | 2007-05-31 05:00 |  安冨冠句会例会
松井土筆 雅伯選

天    渦を巻き ぜんまいそっと春を告ぐ  (純一)
(標目  霜対策か綿帽子着て)
 追吟  

地    句座の縁命ぬくめて花と咲く  (治子)<読み込み 縁>
(標目  共有の福色香漂う)

人    古狸 人生経験生き字引  (新一)
(標目  )

二    気は若い 青春切符切る冠句  (和憲)
三    気は若い 知恵に泉の湧くかぎり  (佳月)
四    ご縁あり冠句の友と花見酒  (春風)<読み込み 縁>
五    古狸 煮ても焼いても喰えぬ者  (祥雲)
六    木の実和え 熱燗供に今日主役  (政信)
七    木の実和え ぴりっと舌打つ春の味  (新一)
八    木の実和え 香り色合い旬の味  (善三郎)
九    土に生き苦労に耐えて皺深し  (耕作)<折り句 ツクシ>
十    やる気出し余生冠句に生かす幸  (耕作)<折り句 ヤヨイ>
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by kanku_yasutomi | 2007-05-31 04:00 |  安冨冠句会例会
小林善三郎 雅伯選

天    手を拭いて 一行で足る老日記  (純一)
(標目  老いの行事は記録簡略)
 追吟  老い日記一行なれど書く思案

地    追憶の句集で偲ぶ紫水の忌  (和憲)<折り句 ツクシ>
(標目  紫水宗匠泉下ご機嫌)

人    気は若い 青春切符切る冠句  (和憲)
(標目  若く明るく月一回)

二    渦を巻く 軽い気持ちで投げた石  (泉水)
三    気は若い 付いて行けない影法師  (公三)
四    縁あって三三九度の賭けをする  (佳月)<詠み込み 縁>
五    手を抜いて 不信で揺れた設計図  (佳月)
六    初燕 独りぐらしに季はめぐる  (治子)
七    始球式 制覇を目指す長丁場  (佳月)
八    土に生き苦労に耐えて皺深し  (耕作)
九    気は若い 一色足して誘う恋  (和憲)
十    渦を巻き 煩悩はまだ衰えず  (佳月)
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by kanku_yasutomi | 2007-05-31 03:00 |  安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選

天    山里で余生楽しく生きる幸  (耕作)<折り句 ヤヨイ>
(標目  四季を楽しむ老いの道楽)
 追吟  生きる幸田舎住居もおつなもの

地    木の芽和え 春の香りが過疎包む  (耕作)
(標目  ふるさと自慢山菜料理)

人    気は若い 老いを忘れる趣味の道  (春風)
(標目  今日も朝から冠句をひねり)

二    麗らかに 春の山里花に酔い  (祥雲)
三    始球式 役者選びも一苦労  (善三郎)
四    手を抜いて 不信で揺れた設計図  (佳月)
五    手を抜いて インスタントをほめられる  (政信)
六    縁あって三三九度の賭けをする  (佳月)<詠み込み 縁>
七    罪な人口説いておいて知らぬ顔  (祥雲)<折り句 ツクシ>
八    つまずいて苦労の末の幸せを  (恒夫)<折り句 ツクシ>
九    安富の良き伝統に生甲斐を  (土筆)<折り句 ヤヨイ>
十    山桜吉野に勝るいいながめ (千代子)<折り句 ヤヨイ>
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by kanku_yasutomi | 2007-05-31 02:00 |  安冨冠句会例会
岸本戸楓 宗匠選

天    安富の良き伝統に生甲斐を  (土筆)<折り句 ヤヨイ>
(標目  切磋琢磨で趣味の根深し)
 追吟  生甲斐を永久に睦まじく短文芸

地    八十路坂齢めでたし生き字引  (新一)<折り句 ヤヨイ>
(標目  矍鑠として心にゆとり)

人    古狸 頼りにされる生き字引  (春風)
(標目  近畿もとより北陸若狭) 

二    渦を巻き 老若男女応援歌  (千代子)
三    木の芽和え 味覚香ぐわし我が厨   (土筆)
四    初燕 古巣忘れずご挨拶  (篤子)
五    選挙カー 鶯嬢も声からし  (奎夫)
六    麗らかに 季節が知ってる花心  (祥雲)
七    ルール無視 非常なるかなテロリスト  (春風)
八    縁ありて絆は深い夫婦仲  (祥雲)<詠み込み 縁>
九    古狸 仲をとり持つ老の知恵  (耕作)
十    手を抜いて 老補の味は出ません  (春風)
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by kanku_yasutomi | 2007-05-31 01:00 |  安冨冠句会例会