短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

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紫水杯 多選之部
紫水杯  四選  
    
      仲が良い 修羅場もあった共白髪  (和憲)

四選   とびこえて 北のミサイル来る恐れ  (良春)
      仲が良い 腹はライバル開巻日  (豪人)
三選   仲が良い 句座は五目の飯の味  (佳月)
      酢の料理一品増やし夏期の膳  (泉水)<折り句 スイカ>
      肝っ玉 いざ本番で据わるもの  (春風)
      手折る花にも選者の好み ガッカリさせた自信作  (土筆)<送り句>
      明日がある 忘れることも処世術  (善三郎)
      雲の峰 茜に染めて陽が沈む  (良春)
      戦死者の墓の草引き老いの汗  (高男)<読み込み 汗>
      大笑い 福の神様句座に棲む  (和憲)
      気がついて 記憶の糸がほぐれだす  (純一)
      肝っ玉 急に冷えたり縮んだり  (佳月)
      肝っ玉 細い家計を背負う母  (直樹)
      
      以下三選(篤子)(祥雲)
      以上十三章
      
以上多選の部 十六章でした 。
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by kanku_yasutomi | 2007-08-30 08:00 |  安冨冠句会例会
春名豪人 雅伯選

天    戦死者の墓の草引く老いの汗  (高男)<読み込み 汗>
(標目  人の命は運と不運が)
 追吟  老いの汗戦友の四倍永らえて

地    小気味よく 厨に刻む母の曲  (佳月)
(標目  テンポ早くてリズムかろやか)

人    仲が良い 句座は五目の飯の味  (佳月)
(標目  雅友それぞれ冠句それぞれ)

二    肝っ玉 戦争寡婦で生きた母  (高男)
三    仲が良い 愚痴も楽しく笑い合う  (直樹)
四    裏金を名前を伏せて偽装する  (守磨呂)<折り句 ウナギ>
五    なよなよと 植えた早苗がたくましく (泉水)
六    とびこえて 馬は乗り手の腕を知る  (戸楓)
七    明日がある 刈田に戻す藁の山  (佳月)
八    気がついて めぐる月日のはやきかな  (治子)
九    小気味よく 祭り太鼓の加茂の杜  (政信)
十    鈴虫と隠居ばかりが過疎守る  (佳月)
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by kanku_yasutomi | 2007-08-30 07:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    酢の料理一品増やし夏期の膳  (泉水)<折り句 スイカ>
(標目  増すは食欲見た目も涼し)
 追吟  夏期の膳緑涼しき冷や奴

地    仲が良い 句座は五目の飯の味  (佳月)
(標目  我等つくずく日本人なり)

人    雲の峰 二度ときのこになるなかれ  (佳月)
(標目  ボタン押したら地球の破滅)

二    筆は伝える文芸短詩 伝統清き雅の流れ  (善三郎)<送り句>
三    肝っ玉 いざ本番で据わるもの  (春風)
四    なよなよと 柳が受ける初夏の風  (高男)
五    明日がある 忘れぬことも処世術   (善三郎)
六    盆踊り守り続ける過疎の汗  (直樹)<詠み込み 汗>
七    すっきりと命を洗う開巻日  (和憲)<折り句 スイカ>
八    気がついて のぞき込んでる妻の顔  (高男)
九    過半数 選挙しかない民の武器  (佳月)
十    仲が良い 修羅場もあった共白髪  (和憲)
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by kanku_yasutomi | 2007-08-30 06:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    明日がある 心新たに春を待つ  (新一)
(標目  プラス思考で先づ一歩から)
 追吟  春を待つ苦を礎に幸の花

地    仲が良い 句座は五目の飯の味  (佳月)
(標目  豊かな個性まろやかに溶け)

人    肝っ玉 君の前だけ大きくて  (直樹)
(標目  契成る日を夜毎にの夢に)

二    酢の料理一品増やし夏期の膳  (泉水)<折り句 スイカ>
三    農の汗土の臭も心地良し  (泉水)<読み込み 汗>
四    仲が良い 地巻きに同じ富士眺め  (直樹)
五    大笑い 福の神様句座に棲む  (和憲)
六    人生に噴き出る汗は宝物  (新一)<詠み込み 汗>
七    雲の峰 茜に染めて陽が沈む  (良春)
八    明日がある 古木に趣味の花が咲く  (耕作)
九    とびこえて 世界記録を塗り変える  (新一)
十    気がついて 学成り難く老い易し  (奎夫)
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by kanku_yasutomi | 2007-08-30 05:00 |  安冨冠句会例会
天    肝っ玉 急に冷えたり縮んだり  (佳月)
(標目  微妙に変化不思議生物)
 追吟  縮んだり曲がりもするよ老齢期

地    なよなよと しなる竹こそ芯強し  (太)
(標目  風雪耐えて旬上手し)

人    鈴虫と隠居ばかりが過疎守る  (佳月)<折り句 スイカ>
(標目  老いた加勢の音色うるわし)

二    涼しさや石の段々峡の寺  (高男)<折り句 スイカ>
三    仲が良い 在りし日偲ぶ花手桶  (佳月)
四    肝っ玉 据えて大役成し遂げる  (芳英)
五    なよなよと 伸ばす朝顔いま盛り  (孝代)
六    明日がある 信じて歩くそれが夢  (直樹)
七    小気味よく 女大臣颯爽と  (守磨呂)
八    小気味よく ビールが喉を急降下  (純一)
九    仲が良い 我慢で過ぎた半世紀  (良春)
十    仲が良い 修羅場もあった共白髪  (和憲)
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by kanku_yasutomi | 2007-08-30 04:00 |  安冨冠句会例会
小林善三郎 雅伯選

天    仲が良い 在りし日偲ぶ花手桶  (佳月)
(標目  逝きて幾年妻に手向ける)
 追吟  花手桶墓前ぬかずく盂蘭盆会

地    団塊と呼ばれて次の汗さがす  (佳月)<詠み込み 汗>
(標目  再度就職次の職場へ)

人    とびこえて 心の友に垣根なし  (佳月)
(標目  心開けば垣はなくなる)

二    気がついて それは私のことでした  (戸楓)
三    明日がある 信じて歩くそれが夢  (直樹)
四    小気味よく 厨に刻む母の曲  (佳月)
五    なよなよと なびく柳が身を護る  (佳月)
六    酢の料理一品増やし夏期の膳  (泉水)<折り句 スイカ>
七    とびこえて 距離を埋めたい胸の内  (太)
八    雲の峯 二度ときのこになるなかれ  (佳月)
九    自分好みと他人とは違う ガックリさせた自信作  (豪人)<送り句>
十    気がついて 後のまつりは人の常  (政信)
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by kanku_yasutomi | 2007-08-30 03:00 |  安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選

天    仲が良い 修羅場もあった共白髪  (和憲)
(標目  今は笑顔で語れるのろけ)
 追吟  共白髪仲良く迎え喜寿米寿

地    豊作だ苦労が実り汗忘る  (良春)<読み込み 汗>
(標目  家族笑顔で新米の味)

人    父の汗母の涙の出世魚  (佳月)<読み込み 汗>
(標目  口に出さねど労資の苦労)

二    仲が良い 肉親にない味がある  (善三郎)
三    裏金を名前を伏せて偽装する  (守磨呂)<折り句 ウナギ>
四    肝っ玉 いざ本番で据わるもの  (春風)
五    仲が良い 家族の絆赤い糸 (祥雲)
六    明日がある 忘れることも処世術  (善三郎)
七    過半数 民主が掬う安倍の足  (土筆)
八    なよなよと ネオンに誘う夜の蝶  (祥雲)
九    気がついて 手術成功麻酔覚め  (豪人)
十    気がついて 親に感謝は時遅し (公三)
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by kanku_yasutomi | 2007-08-30 02:00 |  安冨冠句会例会
広岡佳月 宗匠選

天    仲が良い 修羅場もあった共白髪  (和憲)
(標目  終わり良ければすべて懐かし)
 追吟  共白髪来し方偲ぶ対湯呑

地    肝っ玉 細い家計を背をう母  (直樹)
(標目  強い女の横顔を見る)

人    働けど又働けど汗ばかり  (千代子)<読み込み 汗>
(標目  健康と言う宝背負いて)

二    なよなよと 赤の流るる金魚鉢  (純一)
三    とびこえて 距離を埋めたい胸の内  (太)
四    気がついて 道理何処かに置き忘れ  (耕作)
五    手折る花にも選者の好み ガッカリさせた自信作  (土筆)<送り句>
六    すんなりと行かね月あり冠句道  (豪人)<折り句 スイカ>
七    大笑い 女ばかりの艶ばなし  (純一)
八    肝っ玉 いざ本番で据わるもの  (春風)
九    なよなよと 直す手ぐしも品作り  (哲男)
十    とびこえて 馬は乗り手の腕を知る  (戸楓)
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by kanku_yasutomi | 2007-08-30 01:00 |  安冨冠句会例会