短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

<   2007年 11月 ( 8 )   > この月の画像一覧

紫水杯 多選之部
紫水杯  四選  
    
      知恵しぼる 残り火燃やす文机  (和憲)

四選   励まされ 趣味を生かした老いの日々  (耕作)
      謎をとく 衛星かぐや宙の旅  (佳月)
      神の留守 貧乏神はすぐ戻り  (良春)
      民宿へ蟹に引かれて来る馴染み  (佳月)<折り句 ミカク>
      励まされ 趣味を生かした老いの日々  (耕作)

三選   戻る橋架けてあげたい拉致の人  (孝代)
      夕しぐれ 軒に音符を置いて去る  (佳月)
      知恵しぼる 策土策より無のこころ  (美好)
      謎をとく あの世を語る阿弥陀仏  (和憲)
      歓迎し 趣味の冠句が友を呼ぶ  (新一)
      顔を売る 米も野菜も写真付き  (純一)

      以下(篤子)(和憲)(公三)(佳月)(和憲)(戸楓)
        (祥雲)(豪人)(祥雲)
      以上 三選15章

多選 21章でした。
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by kanku_yasutomi | 2007-11-29 08:00 |  安冨冠句会例会
春名豪人 雅伯選
天    励まされ 千人針を腹に巻く  (佳月)
(標目  日本のために頑張ってくれ)
 追吟  腹に巻く晒し一枚男立て

地    励まされ 日毎に伸びる試歩の径  (純一)
(標目  だんだん良くなりもう大丈夫)

人    身の不自由介護の妻に苦労かけ  (芳英)<折り句 ミカク>
(標目  これが夫婦やお前にゃすまぬ)

二    知恵しぼる サミット地球救えるか  (純一)
三    つめこんで浅学笑う広辞苑  (和憲)
四    ミャンマーのカメランの死悔残す  (孝代)<折り句 ミカク>
五    戻る橋架けてあげたい拉致の人 (孝代)<詠み込み 橋>
六    うっとりと 生きてることをふと忘れ  (純一)
七    謎をとく 衛星かぐや宙の旅  (佳月)
八    知恵しぼる 三人寄って巧なす  (篤子)
九    神の留守 神風吹かず敗戦に  (千代子)
十    弥陀光る感無量の倶会一處  (祥雲)<折り句 ミカク>
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by kanku_yasutomi | 2007-11-29 07:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    知恵しぼる 残り火燃やす文机  (和憲)
(標目  晩学の徒のともしび消えず)
 追吟  文机雑学忘れた小世界

地    夕しぐれ 小さな秋の涙かも  (守磨呂)
(標目  心侘びしや巷も濡れる)

人    確執も心通えば橋掛る  (守磨呂)<読み込み 橋>
(標目  まずは笑顔でハードル下げて)

二    野辺送り有りし面影消えぬまま  (公三)<折り句 ノアキ>
三    夕しぐれ 軒に音符を置いて去る  (佳月)
四    うっとりと 耳を任せた膝枕  (佳月)
五    励まされ もう泣きませんこれを機に   (泉水)
六    謎をとく 判決といふ天の声  (佳月)
七    歓迎し 趣味の冠句が友を呼ぶ  (新一)
八    未来の子輝く瞳くもりなく  (土筆)<折り句 ミカク>
九    うっとりと うぶさ残した高島田  (哲男)
十    思いつくまま十七文字 春夏秋冬詩ごよみ  (善三郎) <送り句>
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by kanku_yasutomi | 2007-11-29 06:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    夕しぐれ 紅葉さらに色なおし  (直樹)
(標目  しぐれが誘う秋の深まり)
 追吟  色なおし紅葉冴えて濃く淡く

地    戻る橋架けてあげたい拉致の人  (孝代)<読み込み 橋>
(標目  望郷悲し年月流る)

人    励まされ 日毎に伸びる試歩の道  (純一)
(標目  社会復帰を目指して努力)

二    謎をとく 衛星かぐ宙の旅  (佳月)
三    歓迎し 梯子を外す北の国  (純一)
四    顔を売る 米も野菜も写真付き  (純一)
五    謎をとく ヒントは酒で喋らされ  (泉水)
六    踊るワルツが仲もつ縁に 鹿も恋する秋の暮  (孝代)<送り句>
七    神の留守 貧乏神はすぐ参り  (良春)
八    励まされ 勝ってくるぞと  国出たが(奎夫)
九    秋刀魚焼く 新米炊いて夕の膳  (良春)
十    飲む酒も秋の味覚で 気分良し (守磨呂)<折り句 ノアキ>
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by kanku_yasutomi | 2007-11-29 05:00 |  安冨冠句会例会
松井土筆 雅伯選

天    謎をとく あの世を語る阿弥陀経  (和憲)
(標目  往生したし蓮のうてなに)
 追吟  阿弥陀経障害この身に載きて

地    神の留守 出雲に集う八百よろず  (佳月)
(標目  邪鬼を祓ってご加護を願う)

人    夕しぐれ 侘びしさ慕る秋の庭  (篤子)
(標目  落ち葉濡らして音なく暮れる)

二    農の汗秋の豊作気力満ち  (祥雲)<折り句 ノアキ>
三    その出会い五条の橋で幕が開く  (和憲)<詠み込み 橋>
四    身に付いた過去の労苦が句に生きる  (芳英)<折り句 ミカク>
五    ミャンマーのカメラマンの死悔い残す  (孝代)<折り句 ミカク>
六    謎をとく 古墳古銭の塩野里  (豪人)
七    謎をとく 衛星かぐや宙の旅  (佳月)
八    うっとりと 古賀メロデーに酔いしびれ  (奎夫)
九    知恵しぼる 残り火燃やす文机  (和憲)
十    知恵しぼる サミット地球救えるか  (純一)
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by kanku_yasutomi | 2007-11-29 04:00 |  安冨冠句会例会
小林善三郎 雅伯選

天    知恵絞る 残り火燃やす文机  (和憲)
(標目  余力しぼって座して運筆)
 追吟  文机座すれば気持ち自ずから

地    謎をとく 判決という天の声  (佳月)
(標目  主文読む声走る緊張)

人    夕しぐれ 軒に音符を置いて去る  (佳月)
(標目  さっと夕べに詩を残して)

二    濃淡が味を引き出す季の料理  (泉水)<折り句 ノアキ>
三    確執も心通えば橋掛る  (守磨呂)<読み込み 橋>
四    つめこんで 浅学笑う広辞苑  (和憲)
五    謎をとくカギは一歩を退いて知る  (泉水)
六    歓迎し 双葉が薫る新加入  (佳月)
七    通じ合う縁を絆で繋ぐ橋  (和憲)<詠み込み 橋>
八    秋刀魚焼く 平和が匂う路地灯り  (佳月)
九    励まされ 日毎に伸びる試歩の径  (純一)
十    励まされ 長い旅路で拾う情  (和憲)
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by kanku_yasutomi | 2007-11-29 03:00 |  安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選

天    うっとりと 四季の景色が詩を詠む  (耕作)
  (標目               )
 追吟  詩を生む春夏秋冬野に拾う

地    つめこんで 秋の味覚を娘に送る  (春風)
  (標目               )

人    知恵しぼる あの手この手の下心   (哲男)
  (標目               )

二    顔を売る 野望を胸に愛想よく (新一)
三    顔を売る 政界人かタレントか  (高男)
四    秋刀魚焼く 匂いは正に季節感  (善三郎)
五    歓迎し 母校に飾る優勝旗 (佳月)
六    歓迎し 趣味の冠句が友を呼ぶ  (新一)
七    神の留守 願いも駄目よ神無月  (奎夫)
八    身をまかせ介護施設へ車椅子  (豪人)<折り句 ミカク>
九    身に余る果報を得たり句三昧  (佳月)<折り句 ミカク>
十    傘になり橋になれよとおふくろの (土筆)<詠み込み 橋>
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by kanku_yasutomi | 2007-11-29 02:00 |  安冨冠句会例会
広岡佳月 宗匠選

天    知恵絞る 残り火燃やす文机  (和憲)
(標目  余生豊かに吾が道を行く)
 追吟  文机向かう夜毎の老いの糧

地    励まされ 孤独の壁を打ち破る  (公三)
(標目  両手に花の友と詩あり)

人    身に付いた過去の労苦が句に生きる  (芳英)<折り句 ミカク>
(標目  心支える体験の杖)

二    うっとりと 寝ている犬の動く耳  (恒男)
三    励まされ 五尺の命いとほしむ  (純一)
四    知恵しぼる 薄給の妻膳に盛る   (泉水)
五    戻る橋架けてあげたい拉致の人  (孝代)<読み込み 橋>
六    その出会い五条の橋で幕が開く  (和憲)
七    神の留守 出雲へ届く屋台練り  (善三郎)
八    顔を売る 閻魔様には通じまい  (直樹)
九    励まされ 八十路を生きる老いの幸  (奎夫)
十    知恵絞る 策土策より無の心  (美好)
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by kanku_yasutomi | 2007-11-29 01:00 |  安冨冠句会例会