短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

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紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      是非もない 因果の道理逆らえぬ  (和憲)

四選   他界なお佳月冠句は世を照らす  (直樹)<折り句 タカヨ>

      波静か ナース走らす心電図  (和憲)

      手に鍬を土にしたしむ老いの日々  (耕作)<折り句 テツオ>

      是非もない 生ある者に待つ運命  (和憲)

三選   生きるとは信じる耐える感謝する  (篤子)<詠みこみ 生>
      視野変えて 許す心を教えられ  (耕作)
      視野変えて 答えは一つだけでない  (謙一郎)
      悔しくて 洗う茶碗の派手な音  (和憲)
      コンパクト 世話になります電子辞書  (善三郎)
      天地人作る冠句の奥深さ  (新一)<折り句 テツオ>
      独り言 手塩の菊に聞かす夢  (和憲)
      是非もない 躾が甘くなる少子  (政信)
      だんな様 好きも嫌いもない一人  (佳月)
      波静か 嵐を越えた夫婦舟  (哲男)
      コンパクト 家も所帯もマイカーも  (政信)
      悔しくて 砂かき寄せる甲子園  (雅城)

      以上 三選12章

多選 17章でした。
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by kanku_yasutomi | 2008-10-30 08:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    悔しくて 背伸びしていた青い日々  (孝代)
(標目  道を探せば青春時代)
 追吟  青い日々この世の色にまだ染まず

地    逞しさか弱さ混じる良き女房  (守麻呂)<折り句 タカヨ>
(標目  山の神から女菩薩までも)

人    だんな様 いつも近くて遠き人  (直樹)
(標目  達者で留守が良いは言い訳)

二    不釣り合い 東宮御所に隙間風  (雅城)
三    独り言 墓に供えし花に問う  (直樹)
四    是非もない 自分で決めたことだから  (美好)
五    うれし悲しい心のしずく 種も仕掛けも無い涙  (善三郎)<送り句>
六    追伸に 言うに言えない機微の情  (善三郎)
七    波静か 沈む夕陽に染まる海  (直樹)
八    波静か ナース走らす心電図  (和憲)
九    他界なお佳月冠句は世を照らす  (直樹)
十    心汲む とどめは刺さぬ親の慈悲  (公三)
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by kanku_yasutomi | 2008-10-30 07:00 |  安冨冠句会例会
有末政信 雅伯選

天    独り言 手塩の菊に聞かす夢  (和憲)
(標目  連れて行きます展覧会に)
 追吟  聞かす夢秋を飾らん三の丸

地    波静か ナース走らす心電図  (和憲)
(標目  恐れ入りますこの着眼に)

人    悔しくて まだしがみつく草相撲  (純一)
(標目  この負けん気が時代を担う)

二    追伸に 文字をなぞれば手に熱し  (千翔)
三    不釣り合い 義理も重たし見栄を張る  (哲男)
四    今日ひと日生きた証の日記書く  (篤子)<読み込み 生>
五    適齢期ついに良縁お嫁入り  (雅城)<折り句 テツオ>
六    人生の最後を挟む竹の箸   (和憲)<読み込み 生>
七    コンパクト 起承転結一文で  (恒男)
八    生きるとは信じる耐える感謝する  (篤子)
九    是非もない 因果の道理逆らえぬ  (和憲)
十    宝物家族の笑顔夜の膳  (春風)<折り句 タカヨ>
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by kanku_yasutomi | 2008-10-30 06:00 |  安冨冠句会例会
松井土筆 雅伯選


天    コンパクト 電化の厨焔なし  (純一)
(標目  昔の苦労あっての進化)
 追吟  焔なし民のかまどに煙無し

地    是非もない 生ある者に待つ運命  (和憲)
(標目  避けて通れぬこの世の掟)

人    だんな様 妻は無料のお手伝い  (春風)
(標目  分にあわないがこれも定めと)

二    是非もない 因果の道理逆らえぬ  (和憲)
三    追伸に 心を込めてさりげなく  (美好)
四    波静か 瀬戸が夕陽を遊ばせる  (和憲)
五    波静か 大漁かカモメ船を追う  (良春)
六    心汲む 無言の叱咤愛の鞭  (千翔)
七    手に鍬を土にしたしむ老いの日々  (耕作)<折り句 テツオ>
八    魂の輝き清か余生の灯  (直樹)<折り句 タカヨ>
九    手作りの妻に感謝のオルゴール   (芳英)<折り句 テツオ>
十    手弁当作る喜びオリジナル  (孝子)<折り句 テツオ>
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by kanku_yasutomi | 2008-10-30 05:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    不釣り合い 愛の深さが決めること  (新一)
(標目  太くて赤い絆は切れぬ)
 追吟  決めること寄り添う愛は帆を上げて

地    激動の世を生き抜きし句友逝く  (善三郎)<読み込み 生>
(標目  佳月祥雲在りし日偲ぶ)

人    追伸に ちらりと見せる胸の内  (土筆)
(標目  真意知り度く返信送る)

二    独り言 佳月先生安らかに  (公三)
三    病む母の生きる証の身だしなみ  (泉水)<読み込み 生>
四    視野変えて 許す心を教えられ  (耕作)
五    是非もない 生ある者に待つ運命  (和憲)
六    視野変えて 情緒ゆたかに和む旅  (土筆)
七    波静か 月は東に十三夜  (戸楓)
八    心汲む 人の痛みを身で感じ  (奎夫)
九    不釣り合い 四季の日本にゲリラ雨  (美好)
十    コンパクト ちぎり絵見事風景画 (戸楓)
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by kanku_yasutomi | 2008-10-30 04:00 |  安冨冠句会例会
村上千翔 雅伯選

天    激動の世を生き抜きし句友逝く  (善三郎)<詠みこみ 生>
(標目  しみじみ感ず明日の日知れず)
 追吟  句友逝く面影何時も笑顔のみ

地    生きるとは信じる耐える感謝する  (篤子)<詠みこみ 生>
(標目  たった三つが中々出来ぬ)

人    是非もない 妻の一言鶴以上  (清)
(標目  ごもっともです頭上がらず)

二    心汲む 北に通じぬ人の情  (直樹)
三    心汲む その先読んだ知恵袋  (和憲)
四    辛い闘病優しい介護 種も仕掛けもない笑顔  (芳英)<送り句>
五    追伸に 父母を気遣う走り書き (泉水)
六    心汲む 配慮の手紙文字かすむ  (恒男)
七    波静か 嵐を越えた夫婦舟  (哲男)
八    波静か 瀬戸が夕陽を遊ばせる  (和憲)
九    波静か ナース走らす心電図  (和憲)
十    悔しくて 流した涙糧になる  (芳英)
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by kanku_yasutomi | 2008-10-30 03:00 |  安冨冠句会例会
小林善三郎 雅伯選

天    他界なお佳月冠句は世を照らす  (直樹)<折り句 タカヨ>
(標目  残す誉れは未来永劫)
 追吟  世を照らす冠句一筋命懸け

地    視野変えて 許す心を教えられ  (耕作)
(標目  思い直せば負い目半々)

人    悔しくて 自責の念を募らせる  (篤子)
(標目  思慮に欠けたが悔いに苦しむ)

二    病む母の生きる証の身だしなみ  (泉水)<読み込み 生>
三    心汲む 柄杓の中で顔が立つ  (和憲)
四    不釣り合い 心の計り目盛なし  (新一)
五    コンパクト はじらい色に染まるなり  (千賀子)
六    心汲む 名残り尽きぬも辞世の句   (美好)
七    追伸に 優しき母の顔のぞく  (直樹)
八    不釣り合い 愛の深さが決めること  (新一)
九    是非もない 因果の道理逆らえぬ  (和憲)
十    悔しくて 洗う茶碗の派手な音  (和憲)
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by kanku_yasutomi | 2008-10-30 02:00 |  安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選

天    大病の看護空しく余生終え  (春風)<折り句 タカヨ>
  (標目 悲しいけれどこれも天命)

 追吟  余生終え病名伏せた悔い残り

地    心汲む 諭す言葉に深さみる  (千翔)
  (標目 そのやさしさに誓う更生)

人    視野変えて 答えは一つだけでない   (健一郎)
  (標目 他人の意見これぞ名案)

二    視野変えて 付句あれこれ独り言  (戸楓)
三    追伸に 人柄しのぶ思いやり  (公三)
四    追伸に 心乱れた母の筆   (佳月)
五    不釣合い 福祉忘れた新庁舎  (政信)
六    不釣合い 矢張り私は地味でよい   (和憲)
七    独り言 妻と言い合う頃がよし  (豪人)
八    独り言 つぶやくように吐く不満   (春風)
九    是非もない 党首交代自民党   (奎夫)
十    是非もない 総理の椅子は軽いもの (公三)
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by kanku_yasutomi | 2008-10-30 01:00 |  安冨冠句会例会