短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

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紫水杯 多選之部

紫水杯  四選  
    
      客一人乗せて田舎のバスが行く  (新一)<読み込み 客>

四選   師走人 残す暦が指図する  (和憲)

      雲が隠した湯けむり影絵 月も羨む湯の二人  (恒男)<送り句>

      腹づもり 欲が絡めば狂い出す  (泉水)

      師走人 越すに越せない山も有る (雅城)

三選   物静か 雑念捨ててする写経  (和憲)
      困らせる 青き林檎の反抗期  (直樹)
      初の孫 我が家の宝和で包む  (耕作)
      師走人 景気低迷顔さえず  (千翔)
      プレゼント ノーベル賞という名誉  (政信)
      処方箋 何より勝る家族愛  (美好)
      処方箋 病める地球にぜひ欲しい  (純一)
      腹づもり 解散時期を読む総理  (泉水)
      不祥事に客が離れた大相撲  (雅城)<読み込み 客>
      足が向く 昔赤い灯今お医者  (雅城)
      足が向く やはり生まれた里が良い  (耕作)
    
      以上 三選11章

多選 16章でした。
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by kanku_yasutomi | 2008-12-25 08:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    物静か 人恋しきや初冬(ふゆ)の夜  (奎夫)
(標目  まぶたをとずればいつでも逢える)
 追吟  初冬(ふゆ)の夜柱時計が天下取る

地    初の孫 何故かわいいか聞かれても  (政信)
(標目  当然すぎて返事が困る)

人    足が向く 気が向くままに行脚する  (美好)
(標目  同行二人(どうぎょうににん)お四国めぐり)

二    笑いたい来年こそはウシシとさ  (千賀子)<折り句 ワラウ>
三    師走人 一年のけりつけたがる  (善三郎)
四    物静か 雑念捨ててする写経  (和憲)
五    里帰り我が娘なれどもお客さま  (泉水)<読み込み 客>
六    腹づもり 欲が絡めば狂い出す  (泉水)
七    初の孫 家系に点る期待の灯  (和憲)
八    困らせる 青き林檎の反抗期  (直樹)
九    プレゼント 言葉にかえて真心を  (千賀子)
十    吊るし柿 甘味を醸す師走風  (土筆)
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by kanku_yasutomi | 2008-12-25 07:00 |  安冨冠句会例会
有末政信 雅伯選

天    困らせる 青き林檎の反抗期  (直樹)
(標目  あって迷惑無けりゃ気掛かり)
 追吟  反抗期一度は通る道なれど

地    客という気分に浸る湯の加減  (善三郎)<読み込み 客>
(標目  手足延ばせばそこは極楽)

人    腹づもり 笑う準備は出来ている  (美好)
(標目  オモロイニュースよ今年こそは)

二    プレゼント 選ぶ楽しみ貰う笑み  (篤子)
三    師走人 幸せ願い干支作り  (千賀子)
四    吊るし柿 皮剥く祖母の手際良さ  (和憲)
五    物静か 星消してゆく明けの空  (純一)
六    足が向く いつもの宮へ初詣   (公三)
七    衣食住 今こと足りて感謝する  (篤子)
八    処方箋 オバマ政権どう描く  (春風)
九    初の孫 来るを指折り待ちわびる  (良春)
十    嬉しはずかし小さな宇宙 月も羨む湯の二人  (純一)<送り句>
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by kanku_yasutomi | 2008-12-25 06:00 |  安冨冠句会例会
松井土筆 雅伯選


天    和の心落花流水詩を生む  (耕作)<折り句 ワラウ>
(標目  枯山水も侘びのうつろい)
 追吟  詩を生むジングルベルも鳴らぬ里

地    処方箋 胸にたたみて道標  (千翔)
(標目  余生道連れうまく付合う)

人    景気低迷寒気も南下 白い吐息が日を刻む  (政信)<送り句>
(標目  じっと我慢で御身大切)

二    初の孫 家系に点る期待の灯  (和憲)
三    衣食住 謙虚に暮らし足るを知る  (千翔)
四    初の孫 我が家の宝和で包む  (耕作)
五    物静か 父去りし日の文机  (直樹)
六    吊るし柿 皺が味出す祝い膳  (公三)
七    物静か 初冬の風がしみる郷  (春風)
八    プレゼント ノーベル賞という名誉  (政信)
九    客一人乗せて田舎のバスが行く   (新一)<読み込み 客>
十    師走人 景気低迷顔さえず  (千翔)
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by kanku_yasutomi | 2008-12-25 05:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    初の孫 遠く大学逢えもせず  (土筆)
(標目  アルバム捲くり楽し懐かし)
 追吟  逢えもせず太き絆で功祈る

地    宅急便客は判子と楯を手に  (政信)<読み込み 客>
(標目  濁世の不安主婦にも及ぶ)

人    今朝も落葉を掃き寄す嫗 白い吐息が日を刻む  (篤子)<送り句>
(標目  声かけられて心温もる)

二    師走人 景気低迷顔さえず  (千翔)
三    衣食住 喘ぐ難民支援待つ  (篤子)
四    腹づもり 欲が絡めば狂い出す  (泉水)
五    物静か 野菊ひっそり楚々として  (千翔)
六    腹づもり 思わく外れほぞを噛む  (孝代)
七    プレゼント 無病息災神の加護  (直樹)
八    吊るし柿 渋も取れます冠句会  (和憲)
九    物静か 妻の背中に仁王像  (孝代)
十    処方箋 病める地球にぜひ欲しい (純一)
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by kanku_yasutomi | 2008-12-25 04:00 |  安冨冠句会例会
村上千翔 雅伯選

天    プレゼント 恋のリボンを解くイブ  (和憲)
(標目  脈早打ちて胸躍りたる)
 追吟  解くイブ愛の真が揺れ躍る

地    足が向く 折り目節目に親の墓  (雅城)
(標目  親子の絆子々孫々)

人    物静か 雑念捨ててする写経  (和憲)
(標目  幸せでゆったり苦しくて夢中)

二    共にいたわり微笑みあって 月も羨む湯の二人  (美好)<送り句>
三    師走人 残す暦が指図する  (和憲)
四    プレゼント ノーベル賞という名誉  (政信)
五    腹づもり 解散時期を読む総理 (泉水)
六    物静か 水面に沈む丸い月  (直樹)
七    初の孫 我が家の宝和で包む  (耕作)
八    笑わせる落語の妙味うまい落ち  (純一)<折り句 ワラウ>
九    雪の華舞う夜空に抱かれ 白い吐息が日を刻む  (孝代)<送り句>
十    困らせる 総理迷走政治危機  (新一)
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by kanku_yasutomi | 2008-12-25 03:00 |  安冨冠句会例会
小林善三郎 雅伯選

天    師走人 目出度き明日の幸を売る  (直樹)
(標目  迎う新年稼ぐ年末)
 追吟  幸を売るつつがなき世を祈りつつ

地    心癒えずも月日は待たず 白い吐息が日を刻む  (春風)<送り句>
(標目  日にち薬を半ばあきらめ)

人    腹づもり 娘嫁がず男親  (和憲)
(標目  せめて人生親の生き甲斐)

二    客ひとり乗せて田舎のバスが行く  (新一)<読み込み 客>
三    物静か 星消してゆく明けの空  (純一)
四    困らせる 青き林檎の反抗期  (直樹)
五    情け知る茨の道に助け舟  (耕作)<折り句 ナイタ>
六    師走人 残す暦が指図する   (和憲)
七    雲が隠した湯けむり影絵 月も羨む湯の二人  (恒男)<送り句>
八    吊るし柿 過ぎ行く日々に残す皺  (哲男)
九    我が人生楽あり苦あり嘘もあり  (哲男)
十    プレゼント 選ぶ楽しみ貰う笑み  (篤子)
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by kanku_yasutomi | 2008-12-25 02:00 |  安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選

天    初の孫 まずは若嫁にほめ言葉  (純一)
  (標目 第一声は産院たずね)

 追吟  ほめ言葉全身で知る三代目

地    プレゼント 父がサンタに変わる夜  (孝代)
  (標目 父もにっこり子の寝顔見て)

人    物静か 雑念捨ててする写経   (和憲)
  (標目 だれ寄せ付けぬ正坐の姿勢)

二    足が向く 古都が呼んでる冬景色  (和憲)
三    処方箋 何よりも勝る家族愛  (美好)
四    客寄せにあの手この手の百貨店   (芳英)<読み込み 客>
五    不祥事に客が離れた大相撲  (雅城)<読み込み 客>
六    雲が隠した湯けむり影絵 月も羨む湯の二人   (恒男)<送り句>
七    都大路に母校のタスキ 白い吐息が日を刻む  (雅城)<送り句>
八    今朝の冷え込み昨日と違う 白い吐息が日を刻む   (純一)<送り句>
九    泣き笑い痛い仕打ちに耐えた酒   (直樹)<折り句 ナイタ>
十    涙あり命を守る助け合い (耕作)<折り句 ナイタ>
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by kanku_yasutomi | 2008-12-25 01:00 |  安冨冠句会例会