短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

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紫水杯 多選之部

紫水杯  四選  
    
      白い冬 山河声なし霧の朝  (純一)

四選   白い冬 釧路原野に鶴の舞い  (雅城)

      福の神 真面目に生きる人が好き  (直樹)

三選   種の芋 軒端にあれど爵位あり  (純一)<折り句 タノシ>
      羞恥心 大和のこころ奥ゆかし (美好)
      ユーモア句 センスが滲むお人柄  (良春)
      朝寝坊 俺を起こさぬ羽根布団 (和憲)
      福の神 努力重ねて廻り逢う  (守麻呂)
      日向ぼこ 極楽行きの舟を漕ぐ  (和憲)
      新年会 一芸披露株上がる  (千賀子)
      志望校 夢に向かった設計図  (哲男)
      羞恥心 ほのかに見せて渡すチョコ  (春風)
    
      以上 三選9章

多選 12章でした。今回は多選が少なく、選が分かれていました。
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by kanku_yasutomi | 2009-02-26 08:00 |  安冨冠句会例会
平松直樹 雅伯選

天    福の神 愛と笑顔で包む幸  (耕作)
(標目  苦楽共していたわりあって)
 追吟  包む幸 感謝を添えて共に生く

地    不況風 過疎の山里冠句(うた)がある  (耕作)
(標目  我に楽しき余生あり)

人    言えぬひと言素直になれず 強気に生きて身は孤独  (孝代)<送り句>
(標目  そろそろ心晒すとき)

二    親の願いを名付けに込めて 一字一語にある妙味  (孝代)<送り句>
三    苦を楽に変える努力で生きる幸  (千翔)<折り句 クカイ>
四    志望校 絵馬に委ねた春の夢  (和憲)
五    ユーモア句 今日も笑わすあの御人  (公三)
六    羞恥心 大和のこころ奥ゆかし  (美好)
七    種の芋軒端にあれど爵位あり  (純一)<折り句 タノシ>
八    シクラメン 色彩りどりに初春(はる)の花舗  (篤子)
九    朝寝坊 俺を起こさぬ羽根布団  (和憲)
十    日向ぼこ 岩場に亀も甲羅干し  (良春)

初めての選でした。選者の方の苦労が身に染みました。本当にご苦労様です。
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by kanku_yasutomi | 2009-02-26 07:00 |  安冨冠句会例会
広岡和憲 雅伯選

天    日向ぼこ 紅白梅に老いの椅子  (直樹)
(標目  春の日差しに浮世を離れ)
 追吟  老いの椅子 夢の旅路は心地よい

地    羞恥心 高砂の席夫婦雛  (雅城)
(標目  スポットライトに集まる視線)

人    春うらら源氏の絵巻牛車引き  (恒男)<読み込み 牛>
(標目  戦い忘れて優雅に遊ぶ)

二    白い冬 余章に春を隠す里  (直樹)
三    不況風 夢の挫折が数知れず  (純一)
四    福の神 真面目に生きる人が好き  (直樹)
五    ユーモア句 句座を和ます馬鹿力  (豪人)
六    不況風 身銭は切らぬ派遣切り  (直樹)
七    福の神 平凡と言ふ見えぬもの  (純一)
八    日向ぼこ これが私の冬仕事  (豪人)
九    志望校 夢に向かった設計図  (哲男)
十    羽根伸ばす 良妻などになる気なし  (純一)
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by kanku_yasutomi | 2009-02-26 06:00 |  安冨冠句会例会
松井土筆 雅伯選


天    日向ぼこ 人生平等陽の恵み  (新一)
(標目  生涯無償無量の宝)
 追吟  陽の恵み無償に受けて老いる身ぞ

地    種の芋軒端にあれど爵位あり  (純一)<折り句 タノシ>
(標目  根菜類は王者の存在)

人    志望校 行きたい気持ち父離職  (恒男)
(評目) チャンスをつかむ望みなくして)

二    白い冬 釧路原野に鶴の舞い  (雅城)
三    シクラメン 清楚な白が凛として  (恒男)
四    福の神 努力重ねて巡り逢う  (守麻呂)
五    苦を背負う解雇の波に生き場なく  (泉水)<折り句 クカイ>
六    ユーモア句 美と感動を生む句会  (耕作)
七    羞恥心 こころの隙間繕えず  (純一)
八    不況風 派遣請負い使い捨て  (篤子)
九    不況風 常に弱者へ吹く寄せる   (政信)
十    のんびりと牛が頼りの善光寺  (孝代)<読み込み 牛>
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by kanku_yasutomi | 2009-02-26 05:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    福の神 早く早くと世界中  (善三郎)
(標目  豆ではきかぬ渦巻く鬼神)
 追吟  世界中不況の波に嘆く民

地    牛歩でも前へ進めば明日も見え  (守麻呂)
(標目  一歩にかける生きる喜)

人    新年会 老いても雅友若々し  (直樹)
(標目)

二    白い冬 山河声なし霧の朝  (純一)
三    不況風 夢の挫折が数知れず  (純一)
四    心動かし調和もとれて 一字一語にある妙味  (千翔)<送り句>
五    白い冬 釧路原野に鶴の舞い  (雅城)
六    羞恥心 大和のこころ奥ゆかし  (美好)
七    呉々も体大事に居てくれと  (土筆)
八    シクラメン 恋文添えてプレゼント  (孝代)
九    日向ぼこ 本人ならずも見て平和  (戸楓)
十    朝寝坊 夢物語幕引けず (千賀子)
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by kanku_yasutomi | 2009-02-26 04:00 |  安冨冠句会例会
村上千翔 雅伯選

天    区切り付け過去を裁ち切り生きる道  (篤子)<折り句 クカイ>
(標目  尋ねるもよし知らぬ振りよし)
 追吟  生きる道茨越え来て人を成す

地    不況風 常に弱者に吹き寄せる  (政信)
(標目  とかく此の世は厳しくつらい)

人    ユーモア句 センスが滲むお人柄  (良春)
(標目  丸い心で楽しく詠んで)

二    羞恥心 漢字読めない時の人  (哲男)
三    ユーモア句 難しいのは品の良さ  (善三郎)
四    牛歩でも誠が見える人の道  (新一)<読み込み 牛>
五    白い冬 釧路原野に鶴の舞 (雅城)
六    離党渡辺与党を出たが 強気に生きて身は孤独  (豪人)<送り句>
七    白い冬 進軍拒む八甲田  (和憲)
八    新年会 一芸披露株上がる  (千賀子)
九    日向ぼこ 極楽行きの舟を漕ぐ  (和憲)
十    朝寝坊 仏の母ににらまれる  (純一)
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by kanku_yasutomi | 2009-02-26 03:00 |  安冨冠句会例会
有末政信 雅伯選

天    福の神 人の形(なり)して側に居る  (孝代)
(標目  何時になったら気付いてくれる)
 追吟  福の神感謝の人の眼には見え

地    種の芋軒端にあれど爵位あり  (純一)<折り句 タノシ>
(標目  食を担った戦中戦後)

人    牛の草目籠背負った若い頃  (土筆)<読み込み 牛>
(標目  子は子に合った仕事まかされ)

二    ユーモア句 句座盛り上げて上座入り  (泉水)
三    白い冬 山河声なし霜の朝  (純一)
四    羞恥心 ほのかに見せて渡すチョコ  (春風)
五    親の願いを名付けに込めて 一字一語にある妙味  (孝代)
六    牛歩でも前へ進めば明日も見え   (守麻呂)<読み込み 牛>
七    志望校 財布と知恵が嚙み合わぬ  (耕作)
八    苦心した冠句上座のいい位置に  (良春)<折り句 クカイ>
九    日向ぼこ 耳学問の仲間入り  (純一)
十    不況風 過疎の山里冠句(うた)がある  (耕作)
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by kanku_yasutomi | 2009-02-26 02:00 |  安冨冠句会例会
小林善三郎 雅伯選

天    白い冬 余章に春を隠す里  (直樹)
(標目  風は早春白い山々)
 追吟  隠す里 災害包む冬景色

地    日向ぼこ 年老いて知る春の風  (耕作)
(標目  丸い背中に日差しなごやか)

人    温みやさしさきらっと光る 一字一語にある妙味  (土筆)<送り句>
(標目  詩に読み込む人の温情)

二    志望校 敷いたレールにきしみ音  (新一)
三    日向ぼこ 余韻かみしめ老い二人  (千翔)
四    ユーモア句 知性の中に住むセンス  (和憲)
五    白い冬 山河声なし霧の朝  (純一)
六    苦も楽も変える努力で生きる幸  (千翔)<折り句 クカイ>
七    立つ鳥の残した仕事仕上げする  (恒男)<折り句 タノシ>
八    新年会 個々それぞれの夢提げて  (土筆)
九    志望校 密かに立てるこころざし  (純一)
十    取った杵柄自慢の昔 強気に生きて身は孤独  (土筆)
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by kanku_yasutomi | 2009-02-26 01:00 |  安冨冠句会例会