短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

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紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      終電車 悲喜こもごもに今日終わる  (良春)

四選   勤め終え余生は農に腰を入れ  (公三)<読み込み 腰>

三選   受け止めて茨の道も諦めず  (芳英)<折り句 ウイア>
      身を捨てて 散りにし人の数知れず (善三郎)
      紙一重 拍手の天に地の惜しい  (孝代)
      上向いて生きる努力に明日がある (耕作)<折り句 ウイア>
      台所 そこは我が家の司令塔  (善三郎)
      開巻日老いも若きも笑顔見せ  (和憲)<折り句 カオエ>
      春彼岸 心柔らぎ水ぬるむ  (雅城)
      内緒事 女の感に歯が立たぬ  (公三)
      紙一重 意志の強さと頑固者  (芳英)
      通い合うお前あなたで描く夢  (公三)<折り句 カオエ>
    

      以上 三選10章

多選 12章でした。今回も多選が少なく、選が分かれていました。
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by kanku_yasutomi | 2009-03-26 08:00 |  安冨冠句会例会
平松直樹 雅伯選

天    身を捨てて 散りにし人の数知れず  (善三郎)
(標目  何を思うて突進す)
 追吟  数知れず英霊と言う文字刻む

地    紙一重 雪洞やさし灯を包む  (土筆)
(標目  身を寄せ温み救助待つ)

人    香りたつ奥義の茶筅絵となりて  (千翔)<折り句 カオエ>
(標目  美しき人の手元で薫る技)

二    頷いて 議長議決の風を読む  (泉水)
三    詩拾う 西へ東へ山頭火  (公三)
四    足腰を鍛え備える高齢期  (良春)<読み込み 腰>
五    終電車 行き着く先は弥陀の里  (芳英)
六    ホワイトデー 女うれしき誤算あり  (純一)
七    紙一重 海子の文字がのしかかる  (奎夫)
八    身を捨てて 享年若し義士の墓  (純一)
九    春彼岸 尽きぬ思いに濡れる頬  (和憲)
十    上向いて生きる努力に明日がある  (耕作)
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by kanku_yasutomi | 2009-03-26 07:00 |  安冨冠句会例会
有本新一 雅伯選

天    香りたつ奥義の茶筅絵となりて  (千翔)<折り句 カオエ>
(標目  見事なお点前優美な香り)
 追吟  絵となりて優雅な光景目に浮かぶ

地    内緒事 始め浅瀬がつい深み  (土筆)
(標目  限度わきまえ自制して)

人    憂えども癒えて安堵や明日は晴  (純一)<折り句 ウイア>
(標目  人生努力朝日は昇る)

二    春彼岸 先祖に感謝今日の幸  (耕作)
三    台所 湯気の向こうに妻の笑み  (孝子)
四    詩拾う 残り火もやす老いの日々  (耕作)<折り句 ウイア>
五    腰低く風雪耐えた老いの道  (耕作)<読み込み 腰>
六    頷いて 捕手のミットに変化球  (芳英)
七    上向いて生きる努力に明日がある  (耕作)<折り句 ウイア>
八    嬉しいねいい日旅立ち明日へ夢  (雅城)<折り句 ウイア>
九    嬉しいな何時も引き合う赤い糸  (豪人)<折り句 ウイア>
十    終電車 都会の喧噪詰め込んで  (恒男)
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by kanku_yasutomi | 2009-03-26 06:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    台所 主婦が一番似合う城  (芳英)
(標目  山の神様定年は無し)
 追吟  似合う城世界遺産はおらが里

地    紙一重 拍手の天に地の惜しい  (孝代)
(標目  三光三句甲乙の無し)

人    詩暦田舎の四季にある平和  (直樹)<折り句 ウイア>
(標目  花も笑いし鳥も唄いて)

二    台所 鍋が歌って匂います  (千翔)
三    春彼岸 巡る季節の露払い  (雅城)
四    初々し一番咲きにある魅力  (土筆)<折り句 ウイア>
五    頷いて 議長議決の風を読む  (泉水)
六    紙一重 強い弱いは気迫の差  (謙一郎)
七    人生の苦労乗り切る二枚腰  (芳英)
八    初音まだまだ旨くはないが 鶯鳴かす梅の花  (千翔)<送り句>
九    開巻日老いも若きも笑顔見せ  (和憲)<折り句 カオエ>
十    内緒事 一寸火傷がしてみたい  (新一)
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by kanku_yasutomi | 2009-03-26 05:00 |  安冨冠句会例会
有末政信 雅伯選

天    紙一重 拍手の天に地の惜しい  (孝代)
(標目  待つはどきどき済めばやっぱり)
 追吟  地の惜しい八十八点これもまた

地    台所 使いこなせぬ器具の増え  (純一)
(標目  もったいないがアクビしている)

人    商売は薄利多売と低い腰  (泉水)<読み込み 腰>
(標目  心してます客は神様)

二    詩拾う 月皓々と過疎静か  (春風)
三    終電車 悲喜こもごもに今日終わる  (良春)
四    身を捨てて 命を拾う消防士  (清)
五    ランナーの腰におどるや守り札  (純一)
六    詩拾う 楤の芽並ぶ道の駅   (芳英)
七    頷いて 味は絶品指で丸  (善三郎)
八    受け止めて茨の道も諦めず  (芳英)<折り句 ウイア>
九    ホワイトディー 嬉しさ込めた倍返し (泉水)
十    詩拾う 老いの坂道花日和  (直樹)
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by kanku_yasutomi | 2009-03-26 04:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    受け止めて茨の道も諦めず  (芳英)<折り句 ウイア>
(標目  三歩進んで二歩下がりつつ)
 追吟  諦めず積んだ努力で幸掴む

地    内緒事 地下へ潜って動く金  (和憲)
(標目  法の裏掻き抜け道作り)

人    頷いて 父母に送られ巣立つ春  (直樹)
(標目  期待と希望夢ふくらませ) 

二    終電車 デートの余韻かみしめて  (千翔)
三    頷いて 振込み詐欺の罠に泣く  (公三)
四    身を捨てて 享年若し義士の墓  (純一)
五    過疎の春風谷間の山に 鶯鳴かす梅の花  (恒男)<送り句>
六    内緒事 女の感に歯が立たぬ  (公三)
七    台所 仕事はじめも納めるも  (純一)
八    ホワイトデー この恋本気かも知れず  (純一)
九    勤め終え余生は農に腰を入れ  (公三)<送り句>
十    静電気 恋の予感が手に伝う (千翔)
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by kanku_yasutomi | 2009-03-26 03:00 |  安冨冠句会例会
村上千翔 雅伯選

天    身を捨てて 耐えた苦労に花が咲く  (耕作)
(標目  懸命に生きことさら大輪)
 追吟  花が咲く苦労知る種美しい

地    春彼岸 心柔らぎ水ぬるむ  (雅城)
(標目  日脚ものびて草木も目覚め)

人    浮き沈み生きる努力に夢がある  (耕作)<折り句 ウイア>
(標目  山頂近し幸い信じ)

二    終電車 哀愁のせて闇に消ゆ  (土筆)
三    詩拾う 月浩々と過疎静か  (春風)
四    勤め終え余生は農に腰を入れ  (公三)<読み込み 腰>
五    紙一重 冠句を活かすひねりの差 (泉水)
六    身を捨てて 浮かぶ瀬もある人の世は  (雅城)
七    受け止めて茨の道も諦めず  (芳英)<折り句 ウイア>
八    春の芳(かんば)せ心も弾む 鶯鳴かす梅の花  (篤子)<送り句>
九    内緒事 始め浅瀬がつい深み  (土筆)
十    気品風格季節の香り 鶯鳴かす梅の花  (新一)<送り句>
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by kanku_yasutomi | 2009-03-26 02:00 |  安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選

天    勤め終え余生は農に腰を入れ  (公三)<読み込み 腰>
(標目 土を肥やせば鍬錆び付かぬ)
追吟  腰を入れ過疎地の農は我が腕に

地    身を捨てて 耐えた苦労に花が咲く  (耕作)
(標目 苦節十年根も葉も苦労)

人    頷いて 法話聴く人眠る人   (和憲)
(標目 舟こぐ人はどこえ行くやら)

二    終電車 働き蜂の仮眠室  (純一)
三    春彼岸 蝶も一緒に墓参り  (芳英)
四    足腰で耐えた苦労に花開く   (耕作)<読み込み 腰>
五    嬉しいねいい日旅立ち明日へ夢 (雅城)<折り句 ウイア>
六    台所 季節盛り込み旬の味  (千翔)
七    台所 そこは我が家の司令塔  (善三郎)
八    身を捨てて 爆弾抱え自爆テロ  (豪人)
九    身を捨てて ヤケド覚悟の恋の道  (哲男)
十    頷いて 聞いた法話をもう忘れ (新一)
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by kanku_yasutomi | 2009-03-26 01:00 |  安冨冠句会例会