短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

<   2009年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧

紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      生麦酒 愚痴も悩みも泡に消え  (芳英)

四選   茄子胡瓜手籠に重し朝の露  (土筆)<読み込み 手>

      天の川 宇宙の神秘しばし酔う  (善三郎)

      苦労の手一家ささえて生きた父 (哲男)<読み込み 手>

      捨て台詞 吐かずに済んだひと呼吸  (政信)

      旅プラン 夢は十色に咲き乱れ  (直樹)

三選   核兵器持って平和の目処たたず  (良春)<折り句 カモメ>
      相合傘 優しい方が濡れて行く  (雅城)
      主婦の知恵 手綱捌きにそつはない  (善三郎)
      小手調べ 策におぼれず信と仁  (善三郎)
      細長い 生きのびてなお奥がある  (雄飛)
      済まないと祈るその手に返す笑み  (直樹)<読み込み 手>
      手を振れば 声高くなる選挙カー  (泉水)<読み込み 手>
      天の川 ロマンと神秘太鼓より  (篤子)
      相合傘 母の迎えに子の笑顔  (孝代)

           

      以上 三選9章

多選 15章でした。5選もあり、4選も5章あり、親しみのある良い句が
多くありました。
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by kanku_yasutomi | 2009-07-30 08:00 |  安冨冠句会例会
有本新一 雅伯選

天    細長い 其れが幸せ我が人生  (雅城)
(標目  直向きに我慢で掴む福の神)
 追吟  我が人生密かに燃える二人連れ

地    生麦酒 愚痴も悩みも泡に消え  (芳英)
(標目  悪夢捨て明日に向かって活力を)

人    亡き父に酒を手向けて墓洗う  (泉水)<読み込み 手>
(標目  過去を詫び心を籠めた酒の味)

二    主婦の知恵 手綱捌きにそつはない  (善三郎)
三    小手調べ 百名山も一歩から  (公三)
四    小手調べ 策におぼれず信と仁  (善三郎)
五    仏壇に毎夜感謝の手を合わす  (豪人)<詠み込み 手>
六    布石定石マニュアル片手 鍬を洗えば待つ碁盤  (純一)<送り句>
七    たのし苦しい句作の妙味 雲に乗せたい我が詩心  (善三郎)
八    捨て台詞 馬耳東風に聞き流し  (恒男)
九    相合傘 蛇の目絵となる古都の雨  (耕作)
十    過ぎた恋今も忘れぬ片思い  (孝代)<折り句 スイカ>
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by kanku_yasutomi | 2009-07-30 07:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    相合傘 後ろ姿で分かる仲  (芳英)
(標目  相思相愛切ないオーラ)
 追吟  分かる仲我等同郷同世代

地    主婦の知恵 従いつつも主導権  (春風)
(標目  いつの間にやら我が家の要)

人    好きだとも言えず記憶の片隅に  (善三郎)<折り句 スイカ>
(標目  未練かすかに耳朶の奥底)

二    浴衣帯 締めて小町の出来上がり  (政信)
三    核兵器持って平和の目処たたず  (良春)<折り句 カモメ>
四    天の川 巡り会いたい逝った人  (善三郎)
五    主婦の知恵 もったいないが実を結ぶ  (公三)
六    侘びと寂 そこはかとなく齢の功  (雅城)
七    相合傘 壁が泣いてる文化財  (政信)
八    佳月宗匠あの世も選者 雲に乗せたい我が詩心  (和憲)
九    細長い 日本列島四季の妙  (篤子)
十    侘びと寂 山水画みる古都の景  (新一)
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by kanku_yasutomi | 2009-07-30 06:00 |  安冨冠句会例会
松井土筆 雅伯選

天    苦労の手一家ささえて生きた父  (哲男)<詠み込み 手>
(標目  母が先立ち苦労ひとしお)
 追吟  生きた父筆舌難し耐え忍び

地    健やかに生きて米寿に陰りなし  (良春)<折り句 スイカ>
(標目  山河踏み越え余生幸せ)

人    主婦の知恵 家産家消の野菜畑  (豪人)
(標目  健康の鍵作る楽しむ)

二    手間かけて熟成させる追吟誌  (和憲)<詠み込み 手>
三    細長い 生きのびてなお奥がある  (雄飛)
四    生麦酒 愚痴も悩みも泡に消え  (芳英)
五    侘びと寂 終の庵で咲く冠句  (和憲)
六    侘びと寂 醸す茶室の白椿  (篤子)
七    枯れるまで持ちつ持たれつ夫婦路  (哲男)<折り句 カモメ>
八    過ぎた恋今も忘れぬ片思い  (孝代)<折り句 スイカ>
九    天の川 宇宙の神秘しばし酔う  (善三郎)
十    小手調べ 自信をつけるリハーサル  (春風)
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by kanku_yasutomi | 2009-07-30 05:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    健やかに生きて米寿に陰りなし  (良春)<折り句 スイカ>
(標目  心開きて感謝の日々を)
 追吟  陰りなし花鳥風月友として

地    天の川 万感深し故郷を恋う  (千翔)
(標目  輝く星に思い出寄せて)

人    相合傘 苦の雨凌ぐ夫婦道  (和憲)
(標目  地固まりて努力の花が) 

二    冠句愛した佳月を偲ぶ 雲に乗せたい我が詩心  (耕作)<送り句>
三    主婦の知恵 家庭円満鍵握る  (篤子)
四    生麦酒 愚痴も悩みも泡に消え  (芳英)
五    茄子胡瓜手籠に重し朝の露  (土筆)<読み込み 手>
六    核兵器持って平和に目処立たず  (良春)<折り句 カモメ>
七    細長い 我慢の道も夢もとめ  (千翔)
八    小手調べ 者運が掛る試運転  (芳英)
九    旅プラン 一家が和む給付金  (泉水)
十    侘びと寂 恋の蛍が身をこがす  (土筆)
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by kanku_yasutomi | 2009-07-30 04:00 |  安冨冠句会例会
村上千翔 雅伯選

天    温もりを握る手と手が感じ合う  (善三郎)<詠み込み 手>
(標目  小さな愛も感じて幸せ)
 追吟  感じ合うあなたを信じ世を渡る

地    小手調べ 学ぶハードル一ツ上げ  (耕作)
(標目  小さな努力いつか功なす)

人    小手調べ 策におぼれず信と仁  (善三郎)
(標目  長い目で見て正義の勝つと)

二    細長い 生きのびてなお奥がある  (雄飛)
三    侘びと寂 そこはかとなく齢の功  (雅城)
四    生麦酒 愚痴も悩みも泡に消え  (芳英)
五    母の手の幾星霜の皺を見ゆ (篤子)<読み込み 手>
六    細長い トンネル抜けた人生路  (哲男)
七    夢は無限の大空馳せる 雲に乗せたい我が詩心  (土筆)<送り句>
八    楽し苦しい句作の妙味 雲に乗せたい我が詩心  (善三郎)<送り句>
九    過疎の里 森と湖目を癒す  (豪人)<折り句 カモメ>
十    捨て台詞 月夜ばかりでないんだぞ  (新一)
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by kanku_yasutomi | 2009-07-30 03:00 |  安冨冠句会例会
小林善三郎 雅伯選

天    侘びと寂 終の庵で咲く冠句  (和憲)
(標目  命懸けての冠句精進)
 追吟  咲く冠句末代までも名を残す

地    母の手の幾星霜の皺を見ゆ  (篤子)
(標目  指の節々いとも尊し)

人    旅プラン まずは米寿の夫婦花  (直樹)
(標目  孫と子供らプランまとめる)

二    小手調べ 試歩に感謝の癒える足  (土筆)
三    浮かぶ冠句に翼を付けて 雲に乗せたい我が詩心  (和憲)<送り句>
四    済まないと祈るその手に返す笑み  (直樹)<折り句 スイカ>
五    相合傘 優しい方が濡れて行く  (雅城)
六    浴衣帯 亡母の形見の似合う齢  (千翔)
七    主婦の知恵 薄給と云うパズル解く  (和憲)
八    天の川 星のせせらぎと永久の愛  (直樹)
九    すまんなあ癒えて感謝の介護の手  (公三)<折り句 スイカ>
十    生麦酒 愚痴も悩みも泡に消え  (芳英)
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by kanku_yasutomi | 2009-07-30 02:00 |  安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選

天    天の川 宇宙の神秘しばし酔う  (善三郎)
(標目 田舎の夜空にごりなく)
追吟  しばし酔う大気汚染も忘れがち

地    捨て台詞 まだ人間が出来てない  (和憲)
(標目 そんな言葉に腹立てて)

人    主婦の知恵 料理裏技残り物   (謙一郎)
(標目 野菜くずにも晴れ舞台)

二    細長い 播磨名産揖保の糸  (良春)
三    相合傘 優しい方が濡れて行く  (雅城)
四    天の川 七夕一句書き添えて   (孝代)
五    主婦の知恵 手綱捌きにそつはない (善三郎)
六    荒れた手で子育て終わり農作業  (孝子)<読み込み 手>
七    夏野菜手塩にかけて初生りを  (土筆)<詠み込み 手>
八    捨て台詞 後味悪く眠れぬ夜  (春風)
九    浴衣帯 女盛りの粋なこと  (春風)
十    浴衣帯 安富音頭輪になって (春風)
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by kanku_yasutomi | 2009-07-30 01:00 |  安冨冠句会例会