短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

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紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      欲が無い 足ること知れば日々しずか  (和憲)

四選   共稼ぎ 妻の寝息にある疲れ  (純一)

      観月会 今宵は雲も遠慮がち  (泉水)

      花活ける 心にゆとり有る暮らし (芳英)

      花活ける 晴れの客待つ奥座敷  (公三)

      ぼちぼちと 君の名前が出る上座  (和憲)

三選   氏神の干支なる稲を作る幸  (政信)<読み込み 稲>
      今朝取りの色みずみずし露地野菜  (純一)<折り句 ケイロ>
      渓流に筏操る櫓の響き  (恒男)<折り句 ケイロ>
      旨い酒呑めば良薬日々楽し  (直樹)<折り句 ウノヒ>
      買う方が安いと愚痴り稲を刈る  (純一)<読み込み 稲>
      うぐいすを乗せて勝利の票集め  (孝代)
      感謝感謝で凡なる暮し 金は天下の回り物  (直樹)<送り句>
      健康に生きる努力を老後まで  (芳英)<折り句 ケイロ>
      観月会 ロマンが消える月探査  (良春)
      ぼちぼちと 苦労の汗が稔る秋  (直樹)
      天下太平 童心戻る 孫と歌った童歌  (善三郎)<送り句>
      総選挙 新しい国期待して  (孝子)
      彼岸花 咲いて知らせる墓参り  (芳英)
      他人貸しやはり気になる稲の出来  (和憲)<読み込み 稲>
      入りは遅いが出るのは速い 金は天下の回り物  (良春)<送り句>
      共稼ぎ エプロンに合う夫と成り  (和憲)
                
      以上 三選16章

多選 22章でした。久しぶりに多選の多い9月例会でした。
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 08:00 |  安冨冠句会例会
平松直樹 雅伯選

天    欲が無い 今を喜ぶ花日和  (和憲)
(標目  凡な暮しにある平和)
 追吟  花日和凡な幸せ感謝して

地    共稼ぎ 妻の寝息にある疲れ  (純一)
(標目  家事に仕事に厭わぬ苦労)

人    音も無く 選挙終った過疎の秋  (豪人)
(標目  ことさら静か虫の声)

二    歩幅合う 無事息災に金の婚  (雅城)
三    観月会 名句も酒が好きらしい  (和憲)
四    総選挙 新しい国期待して  (孝子)
五    氏神の干支なる稲を作る幸   (政信)<読み込み 稲>
六    おらが山里ゆっくり暮れて 孫と歌ったわらべ歌  (公三)<送り句>
七    渓流に筏操る櫓の響き  (恒男)<折り句 ケイロ>
八    ぼちぼちと 大根蒔きの草を引く  (土筆)
九    ハードルを 笑い話で語れる日  (孝代)
十    彼岸花 燃えて短い秋の暮れ  (公三)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 07:00 | 冠句の仲間
広岡和憲 雅伯選

天    音も無く 去りし日のまま文机  (直樹)
(標目  風が開いた記憶の一章)
 追吟  文机あの日の夢は今も尚

地    打たずとも軒の明珍火箸なる  (善三郎)<折り句 ウノヒ>
(標目  虫の歌声霞んでしまう)

人    花活ける 調和を刻む和の鋏  (恒男)
(標目  部屋に静寂与えてくれる)

二    農の汗光る一滴汲む稲穂  (直樹)<読み込み 稲>
三    花活ける うれしい人を待つ客間  (泉水)
四    花活ける 晴れの客待つ奥座敷  (公三)
五    渓流に筏操る櫓の響き  (恒男)<折り句 ケイロ>
六    うぐいすを乗せて勝利の票集め  (孝代)<折り句 ウノヒ>
七    音も無く ベートーベンはタクト振る  (雄飛)
八    総選挙 滾る民意に山動く  (直樹)
九    彼岸花 涼しさ連れて千の風  (哲夫)
十    音も無く 初秋の風色染めて  (土筆)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 06:00 |  安冨冠句会例会
有本新一 雅伯選

天    欲が無い 生き得るだけの水あらば  (直樹)
(標目  悟りあり心の豊かさ華を呼ぶ)
 追吟  水あらば奢ることなく共に生く

地    欲が無い 足ること知れば日々しずか  (和憲)
(標目  和の心下見て暮し悠然と)

人    稲の穂は頭垂れます実る程  (雄飛)<読み込み 稲>
(標目  人生の教え尊し人の道)

二    後ろ見ずのんびり暮し日々感謝  (篤子)<折り句 ウノヒ>
三    欲を捨てたら世間が見える 金は天下の回り物  (和憲)<送り句>
四    花活ける しばし忘我の境となる  (善三郎)
五    感謝感謝で凡なる暮し 金は天下の回り物  (直樹)<送り句>
六    受け継いで農に汗かき人づくり  (耕作)<折り句 ウノヒ>
七    今朝取りの色みずみずし露地野菜  (純一)
八    ハードルを 七転びして起き上がる  (千賀子)
九    彼岸花 くれないもゆる野の小道  (善三郎)
十    共稼ぎ 築いた城で汗を拭く  (千翔)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 05:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    花活ける 生きて供養の恩送り  (孝代)
(標目  亡母が愛した花の思い出)
 追吟  恩送り親の背中を子が見てる

地    歩幅合う 心ひとつになる不思議  (善三郎)
(標目  以心伝心見えない絆)

人    共稼ぎ 傍目に見えぬ苦も楽も  (直樹)
(標目  プラスマイナス清濁合わせ)

二    観月会 ロマンが消える月探査  (良春)
三    健康で今も現役老夫婦  (孝代)<折り句 ケイロ>
四    彼岸花 仏が秋を告げている  (和憲)
五    音も無く 肌に冷気がやってくる  (善三郎)
六    欲が無い 足ること知れば日々しずか  (和憲)
七    彼岸花 燃えて短い秋の暮れ  (公三)
八    共稼ぎ 時計の針が擦れ違う  (和憲)
九    浮き沈み暖簾を守る灯をともし  (雅城)<折り句 ウノヒ>
十    ぼちぼちと 冠句は楽々マイペース  (耕作)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 04:00 |  安冨冠句会例会
有末政信 雅伯選

天    総選挙 平成の票出番待つ  (孝代)
(標目  初の行使に大人の自覚)
 追吟  出番待つ票に託した勝名乗り

地    ぼちぼちと 君の名前が出る上座  (和憲)
(標目  上手く作れるくすりが欲しい)

人    歩幅合う 膝を曲げない北の兵  (豪人)
(標目  他国嗤えぬかっての日本)

二    共稼ぎ 妻の寝顔にある疲れ  (純一)
三    欲が無い 足ること知れば日々しずか  (和憲)
四    花活ける 心にゆとりある暮らし  (芳英)
五    歩幅合う 今や佳境の阿波踊り  (純一)
六    ぼちぼちと もうかりまっか合言葉   (孝代)
七    ハードルを 下げて肩の荷軽くなる  (純一)
八    欲を捨てたら世間が見える 金は天下の回り物  (和憲)<送り句>
九    稲が描く城郭映す古代米  (恒夫)<読み込み 稲>
十    彼岸花 ポキポキ折ってネックレス  (純一)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 03:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    ハードルを捨て身で越える正念場  (純一)
(標目            )
 追吟  正念場中小企業波高し

地    彼岸花 墓場に咲いて誰を待つ  (芳英)
(標目            )

人    朝夕に畦を廻って稲実る  (公三)<読み込み 稲>
(標目            ) 

二    ぼちぼちと 心の中にある手筈  (善三郎)
三    懸命に労わり合って老年期  (芳英)<折り句 ケイロ>
四    観月会 悦楽天に舞う調べ  (千翔)
五    音も無く 去りし日のまま文机  (直樹)
六    共稼ぎ 子等はチャッカリ逞しい  (土筆)
七    歩幅合う 米寿へ望む夫婦杖  (直樹)
八    音も無く いつか群れ飛ぶ赤とんぼ  (政信)
九    その日暮らしも感謝で過ごす 金は天下の回りもの  (篤子)<送り句>
十    花活ける 日々の雑念忘れ去り  (公三)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 02:00 |  安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選

天    共稼ぎ 妻の寝息にある疲れ  (純一)
(標目 そっとしてやるやさしさも愛)
追吟  ある疲れ職場のウサを持ち帰えり

地    欲が無い もう年だね弱音はく  (孝子)
(標目 議員バッチも票がすべてよ)

人    彼岸花 毒があるのか虫も来ず   (良春)
(標目 きれいな花も蝶はさけてる)

二    花活ける 心にゆとり有る暮らし  (芳英)
三    観月会 星降る過疎に琴の音が  (春風)
四    ぼちぼちと 苦労の汗が稔る秋   (直樹)
五    観月会 名句も酒が好きらしい (和憲)
六    共稼ぎ 新居の夢はなお遠し  (直樹)
七    買う方が安いと愚痴り稲を刈る  (純一)<詠み込み 稲>
八    氏神の干支なる稲を作る幸  (政信)<詠み込み 稲>
九    総選挙 お盆休みもそっちのけ  (公三)
十    総選挙 票の重みを感じつつ (春風)
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 01:00 |  安冨冠句会例会