短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

タグ:安冨冠句会 ( 314 ) タグの人気記事

有末政信 雅伯選

天    白菜も鉢巻き締めて冬構え  (和憲)
(標目  寒いだろうが耐えてよ暫し)
 追吟  冬構え雪のフトンで春までは

地    振り返る 去るは一年来るは歳  (耕作)
(標目  同じ一年中身がちがう)

人    歌合戦 衣装で上げる視聴率  (和憲)
(標目  耳はさておき目で楽しんで)

二    揺れ動く 国の行方の定まらず  (純一)
三    聖なる夜 今宵ばかりは皆信者  (篤子)
四    口の達者に頑固が拍車 老いて益々盛んなり  (和憲)<送り句>
五    広辞苑 知識さずかるお友達  (千賀子)
六    振り返る 苦楽を共に生きた道   (春風)
七    お買物 暫し夢見る宝くじ  (春風)
八    息白く部活生徒の寒稽古  (耕作)<読み込み 白>
九    広辞苑 難問奇問ぬかりなし  (謙一郎)
十    冬の里 雪に佇む野の地蔵  (直樹)
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by kanku_yasutomi | 2009-12-24 05:00 |  安冨冠句会例会
松井土筆 雅伯選

天    健康も資産の一つ今日も生く  (篤子)<折り句 ケシキ>
(標目  金で買えない貴重な宝)
 追吟  今日も生くおいしい空気吸う限り

地    コトコトとブリ大根が冬を煮る  (和憲)
(標目  太い抜き立て合性良くて)

人    福の神夢と希望を軒毎に  (良春)<送り句 フユノ>
(標目  天の配剤無形の宝)

二    口の達者に頑固が拍車 老いて益々盛んなり  (和憲)<送り句>
三    振り返る 媚びず奢らず範ならず  (千翔)
四    歌合戦 歌手が夢見る晴れ舞台  (泉水)
五    お買物 心くすぐる値引き札  (千翔)
六    白無垢に包まれ門出真な娘  (孝子)<読み込み 白>
七    白菜も鉢巻き締めて冬構え  (和憲)<読み込み 白>
八    コトコトと 牛歩で足りる趣味の道  (哲男)
九    吹く風も逝く人偲ぶ野辺送り  (純一)<折り句 フユノ>
十    住所録 老いて花咲く詩の友  (直樹)
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by kanku_yasutomi | 2009-12-24 04:00 |  安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選

天    住所録 消し逝く友よ淋しさよ  (戸楓)
(標目  弾丸くぐりし在りし日壊う)
 追吟  淋しさよ生死の輪廻避けられず

地    コトコトと 変わりなき身の家事仕事  (土筆)
(標目  平穏無事の暮らしに感謝)

人    煤払い 紫雲の空に夢を蓮馳す  (直樹)
(標目  迎える年の幸多かれと) 

二    踏まれても歪む事なし野辺の花  (新一)<折り句 フユノ>
三    剣山へ師匠の挟み樹を活かす  (泉水)<折り句 ケシキ>
四    揺れ動く 国の行く手の定まらず  (純一)
五    聖なる夜 信者集いて御子賛美  (篤子)
六    お買物 夢は大きく三億円  (直樹)
七    住所録 老いて花咲く詩の友  (直樹)
八    お買物 値引きに乗った欲と悔い  (千翔)
九    火の用心 主婦の訓練初期消火  (政信)
十    箸と箸とがぶつかり合って 家族揃って鍋囲む  (恒男)
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by kanku_yasutomi | 2009-12-24 03:00 |  安冨冠句会例会
天    広辞苑 愛を引いてる冬の指  (和憲)
(標目  吐息かけてはページ検索)
 追吟  冬の指健気さ故のいたわしさ

地    小春日和を分け合う夫婦 老いて益々盛んなり (千翔)<送り句>
(標目  冬の日差しが老いの夫婦に)

人    住所録 嫁して捧げて骨埋む  (土筆)
(標目  苗字新たに住所登録)

二    踏まれても歪む事なし野辺の花  (新一)<折り句 フユノ>
三    お買物 仕切る主婦の座ゆるぎなし  (純一)
四    揺れ動く 行こか戻ろか橋半ば (公三)
五    コトコトと 牛歩で足りる趣味の道  (哲夫)
六    揺れ動く 貴男の噂邪魔をする  (孝子)
七    お買物 値引きに乗った欲と悔い  (千翔)
八    聖なる夜 知らず知らずの罪を詫び  (哲夫)
九    揺れ動く どこかでボタン掛け違い  (耕作)
十    お買物 妻と娘の仕分け人  (千賀子)
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by kanku_yasutomi | 2009-12-24 02:00 |  安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選

天    住所録 又一人消す喪の知らせ
(標目 手帳のチェック礼儀心得)
追吟  喪の知らせ暮の毎日二・三枚

地    揺れ動く 新政権に波高し  (新一)
(標目 私もほしい母から小遣い)

人    火の用心 主婦の訓練初期消火   (政信)
(標目 いざとなったら女は強し)

二    歌合戦 今年の顔がさわいでる  (千賀子)
三    広辞苑 老いて便利な電子辞書  (直樹)
四    広辞苑 パソコン時代忘れられ   (公三)
五    歌合戦 老若男女楽しんで (雄飛)
六    聖なる夜 満天の星冴えわたる  (耕作)
七    お買物 ブランド店を出る笑顔  (哲夫)
八    コトコトと あっさり煮込む母の味  (哲夫)
九    振り返る 我が人生は悔い残り  (阿ケ美)
十    煤払い 丸く納めた老の知恵 (純一)
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by kanku_yasutomi | 2009-12-24 01:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  四選  
    
      温かい 情けを受けて立ち上がる  (芳英)<折り句 アナタ>

三選   余生の灯 天寿の余白爽やかに  (純一)
      旅の宿 露天で掬うお湯の月  (和憲)
      ワンダフル多選に光る紫水杯  (和憲)<折り句 ワタシ>
      蒔いた種には明日があるさ 咲く日夢見る花の詩 (和憲)<送り句>
      好々爺 円き人生花日和  (直樹)
      夢遥か 幸せパズルまだ未完  (純一)
      旅の宿 湯の香ほのかに心癒え  (春風)
      詫び住まい漂う香り四季の花  (春風)<折り句 ワタシ>
      浪花節 三筋の糸に唸り乗せ  (土筆)
      披露宴 門出の涙美しく  (公三)
      旅の宿 上げ膳据膳妻至福  (恒男)
      愛燦々 親から届く定期便  (公三)
      浪花節 義理人情を三味に乗せ  (春風)
      千羽鶴 幸せ運ぶ使者となり  (阿ケ美)
      若返り 楽しく暮らす過疎の道  (芳英)
      長い夜 推理小説いま佳境  (純一)
                         
      以上 三選16章、多選計17章でした。
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by kanku_yasutomi | 2009-11-26 08:00 |  安冨冠句会例会
平松直樹 雅伯選

天    余生の灯 天寿の余白爽やかに  (純一)
(標目  終に咲かせる感謝の笑顔)
 追吟  爽やかに轍の跡に咲く桜

地    好々爺 風雪耐えた長寿眉  (純一)
(標目  枯れた味わい我家の宝)

人    大器晩成季節は巡る 咲く日夢見る花の詩  (新一)<送り句>
(標目  神が見守る彼方の素質)

二    千羽鶴 祈りは世界平和へと  (千翔)
三    筆走る冠句の文化が過疎包む  (耕作)<読み込み 文>
四    身に沁みる漢字混ざらぬ祖母の文  (純一)<読み込み 文>
五    旅の宿 露天で掬うお湯の月   (和憲)
六    披露宴 前途良かれと願う母  (春風)
七    長い夜 平成維新の日の出待つ  (恒男)
八    浪花節 連れ添え越える夫婦坂  (耕作)
九    愛燦々 母性の真子に捧ぐ  (土筆)
十    旅の宿 湯の香ほのかに心癒え  (新一)
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by kanku_yasutomi | 2009-11-26 07:00 |  安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選

天    踊ってる恋知り染めた女文字  (泉水)<読み込み 文>
(標目  一筆まいらせかしこで終わる)
 追吟  女文字優しさ浮かぶ余韻あり

地    浪花節 老いの長風呂出る十八番  (和憲)
(標目  狭いながらも独演楽し)

人    愛燦々 親は見送りなど要らぬ (泉水)
(標目  生ある限るそれが本能)

二    恋の文筆先で鳴く青い鳥  (和憲)<読み込み 文>
三    余生の灯 残り火燃やす文机  (耕作)
四    旅の宿 据え膳に見る土地の彩  (和憲)
五    ワンダフル多選に光る紫水杯  (和憲)<折り句 ワタシ>
六    蒔いた種には明日があるさ 咲く日夢見る花の詩  (和憲)<折り句 アナタ>
七    秋風になびく白雲田は黄金  (春風)<折り句 アナタ>
八    披露宴 門出を祝う鶴と亀  (和憲)
九    夢遥か けれど手中に地図はある  (雄飛)
十    愛燦々 男と女に降りかかる  (豪人)
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by kanku_yasutomi | 2009-11-26 06:00 |  安冨冠句会例会
有末政信 雅伯選

天    愛燦々 生きて金婚天高し  (純一)
(標目  互いに感謝そして明日へ)
 追吟  天高し次は卒寿か白寿まで

地    芸術家 世に出るまでは変わり者  (純一)
(標目  ある日突然評価が変わる)

人    余生に灯 無理せぬほどの畑を打つ  (純一)
(標目  願う健康リハビリ代わりに)

二    夢遥か 幸せパズルなお未完  (純一)
三    旅の宿 心を癒す土地訛り  (雅城)
四    千羽鶴 脳生き生きと指遊び  (孝代)
五    夢遥か けれど手中に地図はある  (雄飛)
六    孫宛てに栗の荷造り文添えて   (春風)<読み込み 文>
七    旅の宿 上げ膳据膳妻至福  (恒男)
八    ワンダフル多選に光る紫水杯  (和憲)<折り句 ワタシ>
九    天下り無くす発言民拍手  (純一)<折り句 アナタ>
十    浪花節 義理人情を三味に乗せ  (春風)
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by kanku_yasutomi | 2009-11-26 05:00 |  安冨冠句会例会
松井土筆 雅伯選

天    秋深み流れは細し谷清水  (千翔)<折り句 クノヒ>
(標目  錦鮮やか山路を飾る)
 追吟  谷清水もみじ浮かべて長い旅

地    余生の灯 天寿の余白爽やかに  (純一)
(標目  斯く有りたや自然の毎く)

人    愛燦々 老老介護この一語  (和憲)
(標目  否応無しに巡る現実)

二    千羽鶴 心の籠る応援歌  (新一)
三    芸術家 波を重ねて岩を彫る  (哲夫)
四    旅の宿 露店で掬うお湯の月  (和憲)
五    筆走る冠句文化が過疎包む  (耕作)<読み込み 文>
六    文化祭多彩な趣味が生かされて  (春風)<読み込み 文>
七    我が余生楽しき詩に視野広げ  (直樹)<折り句 ワタシ>
八    ワンダフル多選に光る紫水杯  (和憲)
九    好々爺 風雪耐えた長寿眉  (純一)
十    芸術家 冠句文芸世に楽し  (戸楓)
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by kanku_yasutomi | 2009-11-26 04:00