短詩文芸である冠句の紹介


by kanku_yasutomi

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紫水杯 多選之部

紫水杯  六選  
    
      泡銭 汗のない金羽根生える  (新一)

四選   連立が軋む与党の正念場  (純一)<折り句 レキシ>

      無尽蔵 汲めども尽きぬ親の慈悲  (千翔)

      霊前に清め手向ける四季の花  (直樹)<折り句 レキシ>

      春霞 大地が羽織る季のショール  (和憲)

三選   一苦労 惜しまぬ手間を菊は知る  (和憲)
      梅見頃 まだぎこちなき初音聴く (千翔)
      サンドイッチ 部下と上司の痛み分け  (雄飛)
      無尽蔵 愛の泉は測れない (雄飛)
      溜まってる 悩みストレス趣味が消す  (良春)
      怪気炎 勝てば官軍何時の世も  (恒男)
      住み慣れた今の田舎が理想郷  (豪人)<折り句 スイリ>
      巣立つ子をいとしく思う離別の日  (千翔)<折り句 スイリ>
      一苦労 農継ぐ息子嫁探し  (泉水)
      サンドイッチ 一つふとんで川と寝る  (恒男)
      鈴鳴らし出雲の神に良縁を  (直樹)<折り句 スイリ>
      体験談 熱く語ろう生き字引  (公三)
      公に 婚約発表薬指  (孝代)
      梅見頃 匂いに春を乗せてこい  (耕作)
      無尽蔵 夜空のダイヤ夢くれる  (和憲)

      以上 三選15章

多選 20章でした。多選が多く充実しました。
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by kanku_yasutomi | 2010-03-25 08:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  四選  
    
      みな優し園児が作る鬼の面  (純一)<読み込み 鬼>

四選   細くとも天命という命燃ゆ  (純一)<折り句 ホテイ>

      たばこ税 意思の弱さに追い打ちか  (哲男)

      たばこ税 煙に縋る国予算  (公三)
      
      今日もリハビリ馴染みの顔と 老いの日課は医者通い  (春風)<送り句>
      凛として 春待つ木立雪化粧  (公三)

三選   たばこ税 値上げの毒をまだ吸うか (政信)
      恵方巻美女が太巻き寿司かぶる  (土筆)<折り句 エビス>
      家守る鬼門清めて無事の日々 (孝代)
      以ての外 知らぬ存ぜぬ億の金  (春風)
      豆剣士心を鬼に鍛え抜く  (芳英)
      本日で停年迎え祝い酒  (芳英)
      以ての外 罪なき人の懲役刑  (新一)
      竜馬伝 世界見ていた下級武士  (政信)
      多年草 春に顔出す土筆の子  (直樹)
      常習犯 裏口くぐる午前様  (千翔)
      星の数 意中の人は君ひとり  (直樹)
      以ての外 産地偽装で丸儲け  (政信)
      白内障 老いの階段又一歩  (公三)
      以ての外 税くう虫が威張ってる  (哲男)
      多年草 子へのバトンで冬を越し  (恒男)
      星の数 白黒つけて去る土俵  (泉水)
    
      以上 三選16章

多選 22章でした。今回は多選が多く、選が少し、集中した様です。
勿論素敵な句が多選されました。
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by kanku_yasutomi | 2010-02-25 08:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  四選  
    
      頑張れよ まず病むまいぞ呆けまいぞ  (純一)

四選   名句あり 追吟も亦胸を打つ  (春風)


三選   静かな夜母の命日正信偈  (政信)<読み込み 正>
      頑張れよ 夜食は母の愛煮込む (泉水)
      生中継 寅引く園児加茂の庭  (春風)
      老いの徒然日毎に侘びし 振り向くことの多くなる  (直樹)<送り句>
      梅一輪生花に添えてお正月  (春風)<読み込み 正>
      お年玉 孫からもらう絵のお札  (千賀子)
      神の鈴 景気回復願い込め  (公三)
      お年玉 不況知らざる子の笑顔  (純一)
      名句あり 読めば読む程味がある  (雄飛)
      生中継 駅伝レース冬の花  (公三)
      生中継 決死覚悟の被災レポ  (泉水)
      名句あり 安冨冠句上座抄  (政信)
     
      以上 三選12章

多選 14章でした。
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by kanku_yasutomi | 2010-01-28 08:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      剣山へ師匠の挟み樹を活かす  (泉水)<折り句 ケシキ>

五選   揺れ動く 国の行く手の定まらず  (純一)

      お買物 値引きに乗った欲と悔い  (千翔)

      揺れ動く どこかにボタン掛け違い  (耕作)

      お買物 心くすぐる値引き札 (千翔)

四選   白菜も鉢巻締めて冬構え  (和憲)<読み込み 白>

      火の用心 認知に恐い消し忘れ  (政信)

三選   踏まれても歪む事なし野辺の花  (新一)<送り句 フユノ>
      口の達者に頑固が拍車 老いて益々盛んなり  (和憲)<送り句>
      住所録 老いて花咲く詩の友  (直樹)
      歌合戦 衣装で上げる視聴率  (和憲)
      お買物 夢は大きく三億円  (直樹)
      煤払い 化粧直して春を待つ  (公三)
                             

      以上 三選6章、多選計13章でした。


21年最後の紫水杯は5選が5章もでるという凄い戦いでした。
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by kanku_yasutomi | 2009-12-24 08:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  四選  
    
      温かい 情けを受けて立ち上がる  (芳英)<折り句 アナタ>

三選   余生の灯 天寿の余白爽やかに  (純一)
      旅の宿 露天で掬うお湯の月  (和憲)
      ワンダフル多選に光る紫水杯  (和憲)<折り句 ワタシ>
      蒔いた種には明日があるさ 咲く日夢見る花の詩 (和憲)<送り句>
      好々爺 円き人生花日和  (直樹)
      夢遥か 幸せパズルまだ未完  (純一)
      旅の宿 湯の香ほのかに心癒え  (春風)
      詫び住まい漂う香り四季の花  (春風)<折り句 ワタシ>
      浪花節 三筋の糸に唸り乗せ  (土筆)
      披露宴 門出の涙美しく  (公三)
      旅の宿 上げ膳据膳妻至福  (恒男)
      愛燦々 親から届く定期便  (公三)
      浪花節 義理人情を三味に乗せ  (春風)
      千羽鶴 幸せ運ぶ使者となり  (阿ケ美)
      若返り 楽しく暮らす過疎の道  (芳英)
      長い夜 推理小説いま佳境  (純一)
                         
      以上 三選16章、多選計17章でした。
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by kanku_yasutomi | 2009-11-26 08:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      喜寿米寿 わが残照に鞭を打ち  (新一)

四選   喜寿米寿 天与の果報唯感謝  (千翔)

      姫路城 威風堂々媚はせず  (雄飛)

三選   姫路城 歴史織り成す色直し  (直樹)
      下馬評に心の油断引きしめる (謙一郎)<読み込み 馬>
      苦を重ね伸びた社運は低い腰  (泉水)<折り句 クノヒ>
      母は厭わず惜しまぬ苦労 虫の音聞いて仕舞風呂  (直樹)<送り句>
      姫路城 美と強運の歴史あり  (篤子)
      無農薬 言うは安いが苦労あり  (良春)
      秋桜 揺れて客待つ休耕田  (公三)
      御洒落して 秋の野山は錦色  (公三)
      ひと工夫 馬鹿と鋏が薬に立つ  (和憲)
      無農薬 味見の虫が褒めている  (和憲)
      老いの知恵 世渡り上手馬鹿になる  (公三)
      万歩計 歩きの効果医者いらず  (良春)
      紫水杯 登りきれない高い峰  (公三)
      紫水杯 冠句仲間の金メダル  (新一)
                         
      以上 三選14章多選、計17章でした。
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by kanku_yasutomi | 2009-10-29 08:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      欲が無い 足ること知れば日々しずか  (和憲)

四選   共稼ぎ 妻の寝息にある疲れ  (純一)

      観月会 今宵は雲も遠慮がち  (泉水)

      花活ける 心にゆとり有る暮らし (芳英)

      花活ける 晴れの客待つ奥座敷  (公三)

      ぼちぼちと 君の名前が出る上座  (和憲)

三選   氏神の干支なる稲を作る幸  (政信)<読み込み 稲>
      今朝取りの色みずみずし露地野菜  (純一)<折り句 ケイロ>
      渓流に筏操る櫓の響き  (恒男)<折り句 ケイロ>
      旨い酒呑めば良薬日々楽し  (直樹)<折り句 ウノヒ>
      買う方が安いと愚痴り稲を刈る  (純一)<読み込み 稲>
      うぐいすを乗せて勝利の票集め  (孝代)
      感謝感謝で凡なる暮し 金は天下の回り物  (直樹)<送り句>
      健康に生きる努力を老後まで  (芳英)<折り句 ケイロ>
      観月会 ロマンが消える月探査  (良春)
      ぼちぼちと 苦労の汗が稔る秋  (直樹)
      天下太平 童心戻る 孫と歌った童歌  (善三郎)<送り句>
      総選挙 新しい国期待して  (孝子)
      彼岸花 咲いて知らせる墓参り  (芳英)
      他人貸しやはり気になる稲の出来  (和憲)<読み込み 稲>
      入りは遅いが出るのは速い 金は天下の回り物  (良春)<送り句>
      共稼ぎ エプロンに合う夫と成り  (和憲)
                
      以上 三選16章

多選 22章でした。久しぶりに多選の多い9月例会でした。
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by kanku_yasutomi | 2009-09-24 08:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  四選  
    
      誘い込む 鮎の友釣り川開き  (泉水)

三選   追い風も逆風もあり人の世に  (善三郎)<読み込み 風>
      軒の鈴仏が鳴らす風の盆  (和憲)<読み込み 風>
      職探し 企業まわりで今日も暮れ (春風)
      B29 老は語らず子は知らず  (純一)
      無事願う 嫁ぎゆく娘の背に祈る  (雅城)
      丁度よい うさぎの私亀の夫  (千賀子)
      太く短く輝く命 夜空に咲かす大花火  (孝代)<送り句>
      丁度よい 糠漬の茄子食そそる  (春風)
      誘い込む 相撲巡業触れ太鼓  (雅城)
      誘い込む 花は密出し蜂や蝶  (豪人)
      メールあり 味も素っ気もない息子  (公三)
            
      以上 三選11章
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by kanku_yasutomi | 2009-08-27 08:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      生麦酒 愚痴も悩みも泡に消え  (芳英)

四選   茄子胡瓜手籠に重し朝の露  (土筆)<読み込み 手>

      天の川 宇宙の神秘しばし酔う  (善三郎)

      苦労の手一家ささえて生きた父 (哲男)<読み込み 手>

      捨て台詞 吐かずに済んだひと呼吸  (政信)

      旅プラン 夢は十色に咲き乱れ  (直樹)

三選   核兵器持って平和の目処たたず  (良春)<折り句 カモメ>
      相合傘 優しい方が濡れて行く  (雅城)
      主婦の知恵 手綱捌きにそつはない  (善三郎)
      小手調べ 策におぼれず信と仁  (善三郎)
      細長い 生きのびてなお奥がある  (雄飛)
      済まないと祈るその手に返す笑み  (直樹)<読み込み 手>
      手を振れば 声高くなる選挙カー  (泉水)<読み込み 手>
      天の川 ロマンと神秘太鼓より  (篤子)
      相合傘 母の迎えに子の笑顔  (孝代)

           

      以上 三選9章

多選 15章でした。5選もあり、4選も5章あり、親しみのある良い句が
多くありました。
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by kanku_yasutomi | 2009-07-30 08:00 |  安冨冠句会例会
紫水杯 多選之部

紫水杯  五選  
    
      男前 私が惚れた人だから  (哲男)

三選   負けて勝つ 良妻夫を傷つけず  (春風)
      種を蒔く小さな夢は土の中  (公三)<折り句 タチツ>
      負けて勝つ 花を持たすも人生道 (哲男)
      苦労した親に介護の恩返し  (良春)<読み込み 親>
      親となりあの日の母の想い知る  (孝代)<読み込み 親>
      郷の川 水に風あり匂いあり  (純一)
      手土産は取りたて嬉し夏野菜  (公三)<折り句 テトナ>
      逞しき 父は我が家の杖柱  (純一)<折り句 タチツ>
      仕事人 泣いて灯を消す町工場  (雅城)
      曇らせる 永田の空はまだ晴れず  (泉水)
      厳しさも優しさもあり親ごころ  (直樹)<読み込み 親>
      応援歌 我が青春の熱き日々  (直樹)
      鉄扉閉ざし北鮮なに仕組む  (良春)<折り句 テトナ>
      負けて勝つ 百歩譲った老いの日々  (孝代)
      仕事人 惜しまぬ汗が実を結ぶ  (公三)
      止められず まけてもトラの応援歌  (雅城) 
          

      以上 三選17章


多選 18章でした。今回は久しぶりに多選が多くありました。
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by kanku_yasutomi | 2009-06-25 08:00 |  安冨冠句会例会