安富冠句会 平成20年4月上座抄(広岡佳月 宗匠選)
2008年 04月 24日
広岡佳月 宗匠選
天 夫婦舟 絆に勝る涛は無い (和憲)
(標目 縁ならばこそ愛あらばこそ)
追吟 涛は無い明鏡止水春の波
地 唄乗せて つぶやく如く豆を選る (純一)
(標目 収穫を掌に心満つ日よ)
人 過ぎし日に蒔いたお陰よ楽の種 (國子)<詠み込み 種>
(標目 因果はめぐる応報の徳)
二 夫婦舟 命預けし二輪草 (孝代)
三 連れが良い 悪友ですと呼べる仲 (政信)
四 とりまぜて 思い出を着る更衣 (純一)
五 唄乗せて 赤ん坊寝る乳母車 (良春)
六 まだ早い 老いの残照謳歌して (新一)
七 九分九厘 明日の我が身を知らず生き (千翔)
八 連れが良い 村捨て切れぬ顔揃う (純一)
九 種袋 振れば命の音さらり (直樹)
十 花鳥風月愛せる冥利 健康と言う宝物 (春風)<送り句>
天 夫婦舟 絆に勝る涛は無い (和憲)
(標目 縁ならばこそ愛あらばこそ)
追吟 涛は無い明鏡止水春の波
地 唄乗せて つぶやく如く豆を選る (純一)
(標目 収穫を掌に心満つ日よ)
人 過ぎし日に蒔いたお陰よ楽の種 (國子)<詠み込み 種>
(標目 因果はめぐる応報の徳)
二 夫婦舟 命預けし二輪草 (孝代)
三 連れが良い 悪友ですと呼べる仲 (政信)
四 とりまぜて 思い出を着る更衣 (純一)
五 唄乗せて 赤ん坊寝る乳母車 (良春)
六 まだ早い 老いの残照謳歌して (新一)
七 九分九厘 明日の我が身を知らず生き (千翔)
八 連れが良い 村捨て切れぬ顔揃う (純一)
九 種袋 振れば命の音さらり (直樹)
十 花鳥風月愛せる冥利 健康と言う宝物 (春風)<送り句>
by kanku_yasutomi
| 2008-04-24 01:00
| 安冨冠句会例会