安富冠句会 平成21年8月上座抄(山口泉水 宗匠選)
2009年 08月 27日
山口泉水 宗匠選
天 時は今風を読み合う永田町 (善三郎)<読み込み 風>
(標目 冷や汗ぞくぞく票の行方に)
追吟 永田町お盆どころじゃない暮らし
地 済んだこと未練がましく二度三度 (善三郎)<折り句 スミニ>
(標目 耳をふさいで説教を聞く)
人 初の盆 読経の声も沈みがち (良春)
(標目 ローソクの灯もまた沈みがち)
二 農日誌 栽培管理ぬかりなく (良春)
三 職探し 企業まわりで今日も暮れ (春風)
四 御中元 心を込めて品定め (春風)
五 御中元 心配りか計算か (恒男)
六 千の風弥陀の浄土に花の舞 (新一)<読み込み 風>
七 夕涼み風鈴の音に虫の声 (耕作)<詠み込み 風>
八 職探し 不況の風はまだ続く (春風)
九 丁度よい 糠漬の茄子食そそる (春風)
十 メールあり 夫婦喧嘩の種になり (雅城)
天 時は今風を読み合う永田町 (善三郎)<読み込み 風>
(標目 冷や汗ぞくぞく票の行方に)
追吟 永田町お盆どころじゃない暮らし
地 済んだこと未練がましく二度三度 (善三郎)<折り句 スミニ>
(標目 耳をふさいで説教を聞く)
人 初の盆 読経の声も沈みがち (良春)
(標目 ローソクの灯もまた沈みがち)
二 農日誌 栽培管理ぬかりなく (良春)
三 職探し 企業まわりで今日も暮れ (春風)
四 御中元 心を込めて品定め (春風)
五 御中元 心配りか計算か (恒男)
六 千の風弥陀の浄土に花の舞 (新一)<読み込み 風>
七 夕涼み風鈴の音に虫の声 (耕作)<詠み込み 風>
八 職探し 不況の風はまだ続く (春風)
九 丁度よい 糠漬の茄子食そそる (春風)
十 メールあり 夫婦喧嘩の種になり (雅城)
by kanku_yasutomi
| 2009-08-27 01:00
| 安冨冠句会例会