安富冠句会 平成21年9月上座抄(広岡和憲 雅伯選)
2009年 09月 24日
広岡和憲 雅伯選
天 音も無く 去りし日のまま文机 (直樹)
(標目 風が開いた記憶の一章)
追吟 文机あの日の夢は今も尚
地 打たずとも軒の明珍火箸なる (善三郎)<折り句 ウノヒ>
(標目 虫の歌声霞んでしまう)
人 花活ける 調和を刻む和の鋏 (恒男)
(標目 部屋に静寂与えてくれる)
二 農の汗光る一滴汲む稲穂 (直樹)<読み込み 稲>
三 花活ける うれしい人を待つ客間 (泉水)
四 花活ける 晴れの客待つ奥座敷 (公三)
五 渓流に筏操る櫓の響き (恒男)<折り句 ケイロ>
六 うぐいすを乗せて勝利の票集め (孝代)<折り句 ウノヒ>
七 音も無く ベートーベンはタクト振る (雄飛)
八 総選挙 滾る民意に山動く (直樹)
九 彼岸花 涼しさ連れて千の風 (哲夫)
十 音も無く 初秋の風色染めて (土筆)
天 音も無く 去りし日のまま文机 (直樹)
(標目 風が開いた記憶の一章)
追吟 文机あの日の夢は今も尚
地 打たずとも軒の明珍火箸なる (善三郎)<折り句 ウノヒ>
(標目 虫の歌声霞んでしまう)
人 花活ける 調和を刻む和の鋏 (恒男)
(標目 部屋に静寂与えてくれる)
二 農の汗光る一滴汲む稲穂 (直樹)<読み込み 稲>
三 花活ける うれしい人を待つ客間 (泉水)
四 花活ける 晴れの客待つ奥座敷 (公三)
五 渓流に筏操る櫓の響き (恒男)<折り句 ケイロ>
六 うぐいすを乗せて勝利の票集め (孝代)<折り句 ウノヒ>
七 音も無く ベートーベンはタクト振る (雄飛)
八 総選挙 滾る民意に山動く (直樹)
九 彼岸花 涼しさ連れて千の風 (哲夫)
十 音も無く 初秋の風色染めて (土筆)
by kanku_yasutomi
| 2009-09-24 06:00
| 安冨冠句会例会