1
紫水杯 多選之部
紫水杯 五選
いさぎよく 押して駄目なら引く勇気 (公三)
四選 待ち兼ねた通知は吉と留守電に (佳月)<折り句 マツル>
三選 盆梅の白が集めている視線 (純一)<詠み込み 梅>
正に春 名も無い花も総立ちに (弥生)
いさぎよし 本望遂げて義士は逝く (奎夫)
理屈抜き 終着駅はきっと来る (公三)
老翁は梅花と話すかの如く (善三郎)<読み込み 梅>
ガラス張り 知名度よりも透明度 (佳月)
ガラス張り 拭かねば見えぬ永田町 (佳月)
老人の歩巾で暮れる梅の園 (弥生)<読み込み 梅>
正に春 出逢いに別れ又涙 (守磨呂)
二万本梅の枝間に瀬戸の海 (豪人)<読み込み 梅>
以下三選 (奎夫)(和憲)(春風)(新一)(耕作)(政信)(奎夫)(純一)
久し振り 難波花月で大笑い (直樹)
以上三選 十九章でした
紫水杯 五選
いさぎよく 押して駄目なら引く勇気 (公三)
四選 待ち兼ねた通知は吉と留守電に (佳月)<折り句 マツル>
三選 盆梅の白が集めている視線 (純一)<詠み込み 梅>
正に春 名も無い花も総立ちに (弥生)
いさぎよし 本望遂げて義士は逝く (奎夫)
理屈抜き 終着駅はきっと来る (公三)
老翁は梅花と話すかの如く (善三郎)<読み込み 梅>
ガラス張り 知名度よりも透明度 (佳月)
ガラス張り 拭かねば見えぬ永田町 (佳月)
老人の歩巾で暮れる梅の園 (弥生)<読み込み 梅>
正に春 出逢いに別れ又涙 (守磨呂)
二万本梅の枝間に瀬戸の海 (豪人)<読み込み 梅>
以下三選 (奎夫)(和憲)(春風)(新一)(耕作)(政信)(奎夫)(純一)
久し振り 難波花月で大笑い (直樹)
以上三選 十九章でした
▲
by kanku_yasutomi
| 2007-04-26 08:00
| 安冨冠句会例会
広岡佳月 宗匠選
天 ガラス張り 三千グラムみな生命 (純一)
(標目 日本を背負う子は宝なり)
追吟 みな生命少子社会の救世主
地 理屈抜き 終着駅はきっと来る (公三)
(標目 到着駅までは強く明るく)
人 運命線 自力で開くいばら道 (新一)
(標目 努力で築く未来明るし)
二 盆梅の白が集めている視線 (純一)<読み込み 梅>
三 理屈抜き 神の御業を讃う春 (治子)
四 風の音 戦上手な甲斐の旗 (和憲)
五 正に春 たしかに動く花時計 (純一)
六 理屈抜き 世襲大事に血の澱み (政信)
七 人は皆無くて七癖表裏 (善三郎)<折り句 ヒナオ>
八 過ぎる月日も記憶は消せぬ 春の彼岸に墓参り (耕作)<送り句>
九 運命線 来世につなぐ徳を積む (春風)
十 正に春 背中で踊るランドセル (善三郎)
天 ガラス張り 三千グラムみな生命 (純一)
(標目 日本を背負う子は宝なり)
追吟 みな生命少子社会の救世主
地 理屈抜き 終着駅はきっと来る (公三)
(標目 到着駅までは強く明るく)
人 運命線 自力で開くいばら道 (新一)
(標目 努力で築く未来明るし)
二 盆梅の白が集めている視線 (純一)<読み込み 梅>
三 理屈抜き 神の御業を讃う春 (治子)
四 風の音 戦上手な甲斐の旗 (和憲)
五 正に春 たしかに動く花時計 (純一)
六 理屈抜き 世襲大事に血の澱み (政信)
七 人は皆無くて七癖表裏 (善三郎)<折り句 ヒナオ>
八 過ぎる月日も記憶は消せぬ 春の彼岸に墓参り (耕作)<送り句>
九 運命線 来世につなぐ徳を積む (春風)
十 正に春 背中で踊るランドセル (善三郎)
▲
by kanku_yasutomi
| 2007-04-26 07:00
| 安冨冠句会例会
安原純一 雅伯選
天 理屈抜き 終着駅はきっと来る (公三)
(標目 かたち有るものいつか崩るる)
追吟 きっと来る待てば海路の日和あり
地 正に春 名も無い花も総立ちに (弥生)
(標目 天のお恵み貧富の差なし)
人 いさぎよし 本望遂げて義士は逝く (奎夫)
(標目 小藩なれど武士の意地あり)
二 過ぎざる月日も記憶は消せぬ 春の彼岸に墓参り (耕作)<送り句>
三 花の旅 心は乙女今日一日 (弥生)
四 風の音 四季の色香を乗せて来る (春風)
五 老翁は梅花と話すかの如く (善三郎)<詠み込み 梅>
六 雛祭り 心華やか奥座敷 (土筆)
七 春の夢 ラストダンスは風まかせ (和憲)
八 ガラス張り 知名度よりも透明度 (佳月)
九 正に春 出会いに別れ又涙 (守磨呂)
十 人の世はなくてはならぬ恩と情 (耕作)<折り句 ヒナオ>
天 理屈抜き 終着駅はきっと来る (公三)
(標目 かたち有るものいつか崩るる)
追吟 きっと来る待てば海路の日和あり
地 正に春 名も無い花も総立ちに (弥生)
(標目 天のお恵み貧富の差なし)
人 いさぎよし 本望遂げて義士は逝く (奎夫)
(標目 小藩なれど武士の意地あり)
二 過ぎざる月日も記憶は消せぬ 春の彼岸に墓参り (耕作)<送り句>
三 花の旅 心は乙女今日一日 (弥生)
四 風の音 四季の色香を乗せて来る (春風)
五 老翁は梅花と話すかの如く (善三郎)<詠み込み 梅>
六 雛祭り 心華やか奥座敷 (土筆)
七 春の夢 ラストダンスは風まかせ (和憲)
八 ガラス張り 知名度よりも透明度 (佳月)
九 正に春 出会いに別れ又涙 (守磨呂)
十 人の世はなくてはならぬ恩と情 (耕作)<折り句 ヒナオ>
▲
by kanku_yasutomi
| 2007-04-26 06:00
| 安冨冠句会例会
村上千翔 雅伯選
天 盆梅の白が集めている視線 (純一)
(標目 馥郁として上品な白)
追吟 居る視線離せぬ魅力そそとして
地 ガラス張り 拭かねば見えぬ永田町 (佳月)
(標目 チリも積って世の中見えず)
人 運命線 人生縮図手の平に (純一)
(標目 転がされてる夫と妻)
二 風の音 桜散らすな雨呼ぶな (泉水)
三 正に春 名も無い花も総立ちに (弥生)
四 今の幸せ先祖に礼を 春の彼岸に墓参り (芳英)<送り句>
五 人の世は情けや義理を怠らず (祥雲)<折り句 ヒナオ>
六 人は皆無くて七癖表裏 (善三郎)<折り句 ヒナオ>
七 春の夢 背負ってみせるランドセル (和憲)
八 春の夢 ラストダンスは風まかせ (和憲)
九 ガラス張り 温室春の花盛り (土筆)
十 花の旅 散れば筏で下る春 (和憲)
天 盆梅の白が集めている視線 (純一)
(標目 馥郁として上品な白)
追吟 居る視線離せぬ魅力そそとして
地 ガラス張り 拭かねば見えぬ永田町 (佳月)
(標目 チリも積って世の中見えず)
人 運命線 人生縮図手の平に (純一)
(標目 転がされてる夫と妻)
二 風の音 桜散らすな雨呼ぶな (泉水)
三 正に春 名も無い花も総立ちに (弥生)
四 今の幸せ先祖に礼を 春の彼岸に墓参り (芳英)<送り句>
五 人の世は情けや義理を怠らず (祥雲)<折り句 ヒナオ>
六 人は皆無くて七癖表裏 (善三郎)<折り句 ヒナオ>
七 春の夢 背負ってみせるランドセル (和憲)
八 春の夢 ラストダンスは風まかせ (和憲)
九 ガラス張り 温室春の花盛り (土筆)
十 花の旅 散れば筏で下る春 (和憲)
▲
by kanku_yasutomi
| 2007-04-26 05:00
| 安冨冠句会例会
太田春風 雅伯選
天 正に春 恋の扉を開ける君 (和憲)
(標目 前途誓いて天晴れ渡る)
追吟 開ける君愛の絆は永久の幸
地 風の音 川面流れて野辺に春 (直樹)
(標目 レンゲタンポポ桜も咲いて)
人 理屈抜き 嬰児抱いた母の愛 (戸楓)
(標目 すがる乳房に情深まりて)
二 老翁は梅花と話すかの如く (善三郎)<読み込み 梅>
三 人の世はなくてはならぬ恩と情 (耕作)<折り句 ヒナオ>
四 理屈抜き 苦楽の農を捨て切れず (純一)
五 運命線 定めの糸に操られ (奎夫)
六 千の風吹く墓前に感謝 春の彼岸に墓参り (新一)<送り句>
七 カラス張り 施設園芸旬知らず (奎夫)
八 風の音 花の妖精起してる (直樹)
九 ガラス張り 拭かねば見えぬ永田町 (佳月)
十 春の夢 背負ってみせるランドセル (和憲)
天 正に春 恋の扉を開ける君 (和憲)
(標目 前途誓いて天晴れ渡る)
追吟 開ける君愛の絆は永久の幸
地 風の音 川面流れて野辺に春 (直樹)
(標目 レンゲタンポポ桜も咲いて)
人 理屈抜き 嬰児抱いた母の愛 (戸楓)
(標目 すがる乳房に情深まりて)
二 老翁は梅花と話すかの如く (善三郎)<読み込み 梅>
三 人の世はなくてはならぬ恩と情 (耕作)<折り句 ヒナオ>
四 理屈抜き 苦楽の農を捨て切れず (純一)
五 運命線 定めの糸に操られ (奎夫)
六 千の風吹く墓前に感謝 春の彼岸に墓参り (新一)<送り句>
七 カラス張り 施設園芸旬知らず (奎夫)
八 風の音 花の妖精起してる (直樹)
九 ガラス張り 拭かねば見えぬ永田町 (佳月)
十 春の夢 背負ってみせるランドセル (和憲)
▲
by kanku_yasutomi
| 2007-04-26 04:00
| 安冨冠句会例会
小林善三郎 雅伯選
天 老人の歩巾で暮れる梅の園 (弥生)<読み込み 梅>
(標目 老いの一日梅とねんごろ)
追吟 梅の園心ゆくまで老いの楽
地 雛祭り 祝う子の幸和で包む (耕作)
(標目 家族輪になり桃の節句に)
人 正に春 たしかに動く花時計 (純一)
(標目 花を賞でつつ針は長短)
二 待ち兼ねた通知は吉と留守電に (佳月)<折り句 マツル>
三 理屈抜き 苦楽の農を捨て切れず (純一)
四 空いた隙間は哀別離苦か 春の彼岸に墓参り (和憲)<送り句>
五 ガラス張り 知名度よりも透明度 (佳月)
六 盆梅の白が集めている視線 (純一)<読み込み 梅>
七 ガラス張り 良きも悪しきも全て見せ (守磨呂)
八 理屈抜き 客を哭かせた老いの謝辞 (佳月)
九 正に春 出会いに別れ又涙 (守磨呂)
十 風の音 ザワワザワワのきび畑 (豪人)
天 老人の歩巾で暮れる梅の園 (弥生)<読み込み 梅>
(標目 老いの一日梅とねんごろ)
追吟 梅の園心ゆくまで老いの楽
地 雛祭り 祝う子の幸和で包む (耕作)
(標目 家族輪になり桃の節句に)
人 正に春 たしかに動く花時計 (純一)
(標目 花を賞でつつ針は長短)
二 待ち兼ねた通知は吉と留守電に (佳月)<折り句 マツル>
三 理屈抜き 苦楽の農を捨て切れず (純一)
四 空いた隙間は哀別離苦か 春の彼岸に墓参り (和憲)<送り句>
五 ガラス張り 知名度よりも透明度 (佳月)
六 盆梅の白が集めている視線 (純一)<読み込み 梅>
七 ガラス張り 良きも悪しきも全て見せ (守磨呂)
八 理屈抜き 客を哭かせた老いの謝辞 (佳月)
九 正に春 出会いに別れ又涙 (守磨呂)
十 風の音 ザワワザワワのきび畑 (豪人)
▲
by kanku_yasutomi
| 2007-04-26 03:00
| 安冨冠句会例会
山口泉水 宗匠選
天 梅が咲き散らす香りが春告げる (耕作)<読み込み 梅>
(標目 うぐいす今日も元気に謳歌)<読み込み句 雲>
追吟 春風にやがて桜が客を呼ぶ
地 人の世は情けや義理を怠らず (祥雲)<折り句 ヒナオ>
(標目 もちつもたれず人生行路)
人 留守幸い 妻へそくり見てニヤリ (耕作)
(標目 ちょっと借りたよかあちゃんすまん)
二 運命線 出世落目はその人に (祥雲)
三 いさぎよし ここが引き際やめる時 (守磨呂)
四 春の夢 背負ってみせるランドセル (和憲)
五 梅の香が故郷つつむ春の風 (祥雲)<詠み込み 梅>
六 梅の花散るに散れない寒戻り (政信)<詠み込み 梅>
七 梅入れて湯で割る酒の香り良し (恒夫)<詠み込み 梅>
八 いつも御無沙汰心でわびて 春の彼岸に墓参り (公三)<送り句>
九 俺に取り付く貧乏神を 八幡さんで厄払い (和憲)<送り句>
十 裏目裏目の人生模様 八幡さんで厄払い (和憲)<送り句>
天 梅が咲き散らす香りが春告げる (耕作)<読み込み 梅>
(標目 うぐいす今日も元気に謳歌)<読み込み句 雲>
追吟 春風にやがて桜が客を呼ぶ
地 人の世は情けや義理を怠らず (祥雲)<折り句 ヒナオ>
(標目 もちつもたれず人生行路)
人 留守幸い 妻へそくり見てニヤリ (耕作)
(標目 ちょっと借りたよかあちゃんすまん)
二 運命線 出世落目はその人に (祥雲)
三 いさぎよし ここが引き際やめる時 (守磨呂)
四 春の夢 背負ってみせるランドセル (和憲)
五 梅の香が故郷つつむ春の風 (祥雲)<詠み込み 梅>
六 梅の花散るに散れない寒戻り (政信)<詠み込み 梅>
七 梅入れて湯で割る酒の香り良し (恒夫)<詠み込み 梅>
八 いつも御無沙汰心でわびて 春の彼岸に墓参り (公三)<送り句>
九 俺に取り付く貧乏神を 八幡さんで厄払い (和憲)<送り句>
十 裏目裏目の人生模様 八幡さんで厄払い (和憲)<送り句>
▲
by kanku_yasutomi
| 2007-04-26 02:00
| 安冨冠句会例会
岸本戸楓 宗匠選
天 道真公無念を晴らす梅の花 (千代子)<読み込み 梅>
(標目 誠の一字天を寃まず)
追吟 梅の花心清かに春を待つ
地 匂いよし梅一輪の春の音 (新一)<読み込み 梅>
(標目 鶯も啼く春のおとずれ)
人 待ちかねた通知は吉と留守電に (佳月)<折り句 マツル>
(標目 春を待つ心一家斉しく)
二 広島と長崎被爆思い出す (千代子)<折り句 ヒナオ>
三 理屈抜き 誠意に生きて悔いはなし (祥雲)
四 いさぎよし 本望遂げて義士は逝く (奎夫)
五 正に春 名もない花も総立ちに (弥生)
六 風の音 矢車まわり泳ぐ鯉 (耕作)
七 花の旅 モモや林檎へ蜂連れて (政信)
八 遺骨帰らぬ名誉の戦死 春の彼岸に墓参り (佳月)<送り句>
九 ガラス張り お天道様は見てござる (公三)
十 運命線 来世につなぐ徳を積む (春風)
天 道真公無念を晴らす梅の花 (千代子)<読み込み 梅>
(標目 誠の一字天を寃まず)
追吟 梅の花心清かに春を待つ
地 匂いよし梅一輪の春の音 (新一)<読み込み 梅>
(標目 鶯も啼く春のおとずれ)
人 待ちかねた通知は吉と留守電に (佳月)<折り句 マツル>
(標目 春を待つ心一家斉しく)
二 広島と長崎被爆思い出す (千代子)<折り句 ヒナオ>
三 理屈抜き 誠意に生きて悔いはなし (祥雲)
四 いさぎよし 本望遂げて義士は逝く (奎夫)
五 正に春 名もない花も総立ちに (弥生)
六 風の音 矢車まわり泳ぐ鯉 (耕作)
七 花の旅 モモや林檎へ蜂連れて (政信)
八 遺骨帰らぬ名誉の戦死 春の彼岸に墓参り (佳月)<送り句>
九 ガラス張り お天道様は見てござる (公三)
十 運命線 来世につなぐ徳を積む (春風)
▲
by kanku_yasutomi
| 2007-04-26 01:00
| 安冨冠句会例会
1